マクナイーマ デジタルリマスター版
まくないーなでじたるりますたーばん Macunaima
解説
ブラジル近代文学の金字塔として知られるマリオ・デ・アンドラーデの同名小説をベースに、奇才ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督が映画化。トロピカルでサイケデリックな色彩世界の中、不吉を意味する“マクナイーマ”と名づけられた男の不条理でグロテスクな冒険が繰り広げられる。
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ユーザーレビュー
「マクナイーマ デジタルリマスター版」のストーリー
アマゾンの密林に産声が響き渡り、黒人の中年男の姿をした赤子が産まれる。不吉を意味する“マクナイーマ”と名づけられたその赤子は、あるとき魔法の泉の水を浴びて美しい白人の青年に変身。さっそくアマゾンを抜け出し、兄弟たちとともに都会へと出かけたマクナイーマは、そこで美しい女ゲリラ・シーと出会い、恋に落ちる。彼女と過ごす金と愛欲の日々に溺れ、堕落人間に成り果て、半年も経たぬうちに二人の間には黒人の赤子が産まれる。だが、幸せな日々もつかの間、シーが自ら仕掛けた爆弾によって彼女と赤子は爆死。最愛の人を亡くしたマクナイーマは、絶望と悲しみに打ちひしがれ、身も心もボロボロの毎日を送っていた。そんなある日、“人喰い巨人”の異名を持つ大金持ちのヴェンセスラウが、“ムイラキタン”と呼ばれる石を手に入れたというニュースが飛び込んでくる。それは、かつてシーが肌身離さず持ち歩いていた“幸運を呼ぶ石”だった。マクナイーマは“ムイラキタン”を奪うために女装をしてヴェンセスラウ邸へ潜入。決死の誘惑攻撃をしかけるが見事に失敗し、男であることもバレてしまう。命からがら逃げ帰ったマクナイーマは、呪術師に頼みこみ、“人喰い巨人”に呪いをかけてこらしめることに。その呪いのせいで瀕死の重傷を負った“人喰い巨人”は、“ムイラキタン”を体に巻きつけたまま療養のため遠方へ旅立つのだった。やがて傷が癒えた“人喰い巨人”の娘の結婚式に招待されたマクナイーマは、ヴェンセスラウ邸のプールで祝いの狂宴を目撃する。それは、参加者たちが次から次へと水中へ放り込まれ、食人魚によって食い散らかされた内臓があちこちに浮かぶ人肉プールだった。“人喰い巨人”は呪いの仕返しとばかりにマクナイーマを人肉プールへ誘うが、それを巧くかわした彼は遂に“人喰い巨人”をやっつける。因縁の相手を倒し、満足したマクナイーマは、兄弟たちとともに故郷アマゾンへ帰ってくるが……。
「マクナイーマ デジタルリマスター版」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「マクナイーマ デジタルリマスター版」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ ファンタジー |
製作国 | ブラジル |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 2010年12月4日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | Condor Filmes=Filmes do Serro=Grupo Filmes=Instituto Nacional de Cinema |
配給 | エスパース・サロウ(提供 新日本映画社) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://espace-sarou.co.jp/macnovo/ |