解説
仕事一筋に生きてきた男が定年退職後、老人街と化した自分の住む街に活気を取り戻そうと奮闘する姿を描く人情喜劇。監督は「ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT」の飯島敏宏。出演は、本作が映画初主演となる「フライング・ラビッツ」の高田純次、「ちゃんと伝える」の高橋惠子、「ぼくはうみがみたくなりました」の秋野太作など。
ユーザーレビュー
「ホームカミング」のストーリー
仕事一筋で生きてきた61歳の鴇田和昭(高田純次)も、ついに定年退職。サラリーマン人生を懸け手に入れたマイホームで今日から妻・摩智(高橋惠子)と二人、自由で穏やかな第二の人生をスタートさせようとしていた。そんな彼らが暮らすのは、都心から40キロ、かつては理想の町と謳われ有名ドラマの舞台にもなったニュータウン「虹の丘タウン」。会社と家の往復だった鴇田は仕事をリタイアして、初めて我が町のことが見え始める。いまや少子高齢化の波に押され、かつての賑いがウソのような平均年齢68歳の“老人街”と化していたのだ。町に昔の活気を、何より自分自身の情熱を取り戻すべく、鴇田は虹の丘で出会った同世代の仲間と共に町興しのお祭復活運動を画策する。その想いは、眠れる街で余生を憂う老人たち、また若い世代をも変えていこうとしていたが、ある日、町で誘拐事件が勃発。事件に関わることになった鴇田と仲間たちは、赴任してきたばかりの若い女性警察官・花森美咲(麗奈)と共に捜査に乗り出す。だが同じ頃、町興しのお祭復活運動に対して反対派の妨害が始まった……。
「ホームカミング」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ホームカミング」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2011年3月下旬号 |
「ホームカミング」 飯島敏宏監督、高田純次、稲垣涌三[撮影]インタビュー UPCOMING 新作紹介 「ホームカミング」 |