解説
インターネット・コミュニティー上で用いられる自分の分身となるキャラクター“アバター”に魅了された女子高校生の暴走を描く学園サスペンス。監督は「肉食系女子。」の和田篤司。出演は「告白」の橋本愛、「マリア様がみてる」の坂田梨香子、「GANTZ」の水沢奈子、「ガチバン アルティメット」の佐野和真、「恋するナポリタン 世界で一番おいしい愛され方」の紺野まひる。
ユーザーレビュー
「アバター(2011)」のストーリー
阿武隈川道子(橋本愛)は、10歳のときにある事故が原因で父親を亡くし、母・恭子(紺野まひる)と二人で暮らしていた。高校2年の誕生日。クラスで一番地味な道子は、母から携帯電話をプレゼントされる。初めての携帯にわくわくする道子だったが、レアアバターを持っていることでクラスを仕切っている“学園の女王”阿波野妙子(坂田梨香子)からSNSサイト“アバQ”に強制的に入会させられる。「アバターなんて、ただの着せ替え人形じゃない」と興味を持っていなかった道子だが、あることがきっかけで自らの分身アバターを着飾ることにハマっていく。電子マネー“G”を貯めるために一晩中バナー広告をクリックし続けたり、サラリーマン男性からお金をだまし取ったり……。そんな中、年に一度開催されるアバQ最大のイベント“ベストドレッサーコンテスト”で見事ベストドレッサー賞を受賞した道子は、妙子を“学園の女王”の座から引きずりおろし、新“学園の女王”の座に君臨する。そして道子は、奇妙なガスマスクの集団“アバターサークル”を設立、アバターと同じ顔に整形するのだった。現実での美しさも手に入れた道子は人格まで変わり、さらにアバターにのめりこんでいく。そして、担任教師・溝口弘(加藤虎ノ介)からの脅しや、憧れの山之内均(佐野和真)の裏切りもものともせず、心に秘めたある復讐を果たしていくが……。
「アバター(2011)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アバター(2011)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2011 |
公開年月日 | 2011年4月30日 |
上映時間 | 92分 |
製作会社 | 「アバター」製作委員会 |
配給 | 太秦 |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 不明 |
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