幸せの経済学
しあわせのけいざいがく THE ECONOMICS OF HAPPINESS- 上映日
- 2011年5月21日
- 製作国
- アメリカ ニカラグア フランス ドイツ イギリス オーストラリア インド タイ 日本 中国
- 制作年
- 2010
- 上映時間
- 68分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 社会派
解説
消費文化に翻弄されるヒマラヤの秘境ラダックの姿を通して、本当の豊かさとは何かを説くドキュメンタリー。監督は、ローカリゼーション運動のパイオニア、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スターリングカレッジ助教授スティーブン・ゴーリック、ヘレナの前作「懐かしい未来」のプロデューサー兼ディレクターのジョン・ページ。
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ユーザーレビュー
「幸せの経済学」のストーリー
30年前まで外国人立ち入り禁止だったヒマラヤの辺境ラダックに押し寄せた近代化の波は、彼らの生活を一変させた。急速に広がった西欧の消費文化は、彼らと自然との関わりを切り離し、人との繋がりを希薄化させることで、彼らのアイデンティティーや伝統文化の誇りまでも奪った。それまでいきいきと暮らしていたラダックの人々が10年後には、欧米文化に比べて自分たちが貧しい、支援が必要だと訴えるようになった。消費文化に翻弄されるラダックの人々の姿を通して、グローバリゼーションの負の側面を指摘し、本当の豊かさとは何かを説いていく。この映画の監督ヘレナ・ノーバーグ=ホッジは、その解決の糸口として、グローバリゼーションの対極にあるローカリゼーションを提案する。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離された人と人、人と自然のつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていくと彼女は語る。実際に、本当の豊かさを求めて持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティは、世界的に広がりつつある。その例として、日本の小川町での取り組みや、キューバで起こったオイル・ピークについてのサステナブルソリューションについても取り上げる。
「幸せの経済学」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「幸せの経済学」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | アメリカ ニカラグア フランス ドイツ イギリス オーストラリア インド タイ 日本 中国 |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2011年5月21日 |
上映時間 | 68分 |
製作会社 | The International Society for Ecology and Culture |
配給 | ユナイテッドピープル |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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