解説
世界の列強がしのぎを削っていた太平洋戦争開戦直前の上海を舞台に繰り広げられるサスペンス大作。「2012」のジョン・キューザック、「王妃の紋章」のコン・リー、「DRAGONBALL EVOLUTION」のチョウ・ユンファ、「ノルウェイの森」の菊池凛子、「インセプション」の渡辺謙など、豪華キャストが共演。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「シャンハイ」のストーリー
1941年、上海。米国諜報員ポール・ソームズ(ジョン・キューザック)は、英仏米日4か国が睨み合うこの街を任務で訪れる。同僚コナー(ジェフリー・ディーン・モーガン)とカジノで落ち合う予定だったが、コナーは現れない。代わりに出会ったのは、美しい中国人女性。やがて海軍情報部で彼を待っていたのは、コナーの遺体だった。リチャード・アスター大佐(デヴィッド・モース)によると、コナーは日本と繋がりのある裏社会のボス、アンソニー・ランティン(チョウ・ユンファ)について捜査を進めていたという。ソームズは知り合いを頼ってランティンが出席するドイツ領事館のパーティに出席し、日本軍大佐タナカ(渡辺謙)とランティンの妻アンナ(コン・リー)と出会う。このアンナこそ、カジノで出会った女性だった。そして明らかになる、コナーの愛人だった日本人女性スミコ(菊池凛子)の存在。さらに目にする新たな事実。タナカが海軍と空軍を掌握する日本軍情報部のトップであること。政治家だったアンナの父親は南京事件を非難し、日本軍に殺されていたこと……。アンナは、ランティンと結婚して日本軍から逃れていたのだ。そしてついに、事件が発生。反日組織であるレジスタンスが、日本軍が訪れるクラブでテーブルに爆薬を仕掛けたのだ。繰り広げられる激しい銃撃戦の最中、それがアンナの計画であることを見破るソームズ。父親の遺志を継いだ彼女は、夫に隠れて革命の指導者として活動していたのだ。理想に燃えるアンナに惹かれ、協力を申し出たソームズは、レジスタンスが1人の女を隠れ家から移動させる現場を目撃。そこへタナカも姿を現す。その女こそスミコだった。アンナへの想いを抑えきれないソームズと、妻の秘密を知ってもなお、命懸けで守ろうとするランティン。さらに、執拗にアンナを追うタナカ。果たしてスミコは、日米いずれのスパイなのか?コナーの死に隠された秘密とは……?
「シャンハイ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「シャンハイ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 戦争 |
製作国 | アメリカ 中国 |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2011年8月20日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | Living Films=Phoenix Pictures=Weinstein Company, The |
配給 | ギャガ |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2012年2月上旬特別号 | MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを DVDコレクション 「シャンハイ」 |
2011年9月下旬特別号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評 「シャンハイ」 |
2011年9月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「シャンハイ」 |