猿の惑星:創世記(ジェネシス)
さるのわくせいじぇねしす RISE OF THE PLANET OF THE APES
解説
人間が高度な猿に支配される世界観を描いた「猿の惑星」の起源に迫るSFドラマ。なぜ人類文明は崩壊し、猿が地球の支配者になったのかという謎を解き明かす。出演は「127時間」のジェームズ・フランコ、「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、「アレックス・ライダー」のアンディ・サーキス。
映画館で観る
配信で観る
-
Amazon Prime Video30日間無料
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のストーリー
サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィル(ジェームズ・フランコ)が実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。だがそのチンパンジーは妊娠しており、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて育てることにする。3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな“知性”を発揮し始めていく。新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、研究所から持ち出したその薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与、すると翌朝、彼はそれまで悪化していた病状が嘘のように生気を取り戻す。5年後。ウィルは動物園の獣医キャロライン(フリーダ・ピント)と相思相愛の仲になり、体長5フィートにもなったシーザーは、より複雑で多様な感情を表すようになっていた。そんな折、チャールズが再び病状悪化の兆候を示し、隣人とのトラブルを引き起こす。その様子を屋根裏部屋から目撃したシーザーは、チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられる。檻に閉ざされた施設で、シーザーを待ち受けていたのは飼育長の陰湿な虐待だった。その一方で、なかなか施設内の猿のコミュニティに溶け込めずにいたシーザーは、チンパンジーの群れを率いるボスとの争いに勝利を収め、全ての猿たちをひとつのグループにまとめ上げていく。その頃、ウィルはより強力に改良した新薬の実験を行うが、猿への投与中に薬を浴びたウィルの同僚が原因不明の体調不良を訴えた後、夥しく出血、謎の死をとげる。ウィルは施設を訪れるが、シーザーはウィルが差しのべる手を拒絶。知性に目覚め、人間の愚かさに失望し、ウィルさえも想像できない驚異的な進化を遂げたシーザーは、このときすでにある決意を固めていた。やがて高い知能を駆使し施設から脱出したシーザーは、今や固い絆で結ばれた仲間のチンパンジーらと共に、人類との壮大な全面戦争へとなだれ込んでいく……。
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2011年11月下旬号 | 読む、映画 「猿の惑星 創世記」 |
2011年11月上旬号 |
REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 読む、映画 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 読む、映画 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 |
2011年10月下旬特別号 |
UPCOMING 新作紹介 「猿の惑星:創世記」 「猿の惑星:創世記」 ルパート・ワイアット監督インタビュー 類人猿の視点から撮りたいと思った 「猿の惑星:創世記」 作品評(1) SF映画は時代を如実に反映する 「猿の惑星:創世記」 作品評(2) 「ウイルス進化論」を裏付ける映画のリアリティ |