解説
富と名声を求めてカリフォルニアに向かった劇作家の白人と役者志望の黒人の2人のコンビが西部の町で捲き込まれる騒動を描く喜劇。製作総指揮はメルビル・タッカー、製作はハンナ・ワインスタイン、監督は俳優で「一発大逆転」を監督したシドニー・ポワチエ、脚本はブルース・ジェイ、フリードマン、撮影はフレッド・シュラー、音楽はトム・スコット、編集はハリー・ケラー、製作デザインはアルフレッド・スイーニーが各々担当。出演はジーン・ワイルダー、リチャード・プライヤー、ジョーグ・スタンフォード・ブラウン、ジョベス・ウィリアムズ、ミゲランジェル・スアレス、クレイグ・T・ネルソン、バリー・コービン、ジョエル・ブルックス、アーランド・バン・リドス・デ・ジュードなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「スター・クレイジー」のストーリー
ニューヨーク。金持ちの屋敷で給士係をしているハリー(リチャード・プライヤー)は、役者になることを夢みているが、ある日、ちょっとしたミスでクビになってしまった。一方、同じ日彼の友だちで劇作家のスキップ(ジーン・ワイルダー)は、勤務先のデパートで、女性客を万引きと間違えクビになった。落ち合ったバーで、互いの事情を打ちあけ合った2人は、この汚ない町を捨てて、カリフォルニアヘ行こうと言い出し早速西に向かって旅立った。途中立ち寄った町で、小遣い稼ぎのために銀行でアルバイトをした2人は、運が悪いことに銀行強盗と間違えられ125年の懲役という判決でグレンボロ州立刑務所にぶちこまれてしまった。凶悪な犯罪者たちにまざって、2人のつらい刑務所生活が始まった。中には、ハリーについて離れないオカマの黒人ロリー(ジョーク・スタンフォード・ブラウン)やメキシコ系囚人ジーザス(ミゲランジェル・スアレス)など2人と仲良くなる者もいた。一方、若い弁護士ガーバー(ジョエル・ブルックス)と彼の姪のメレディス(ジョベス・ウィリアムズ)がスキップとハリーの無罪証明のため奔走していた。ある日、賭け金をそのまま私物化しているビーディ所長(バリー・コービン)は、スキップを呼びつけ、彼がロデオの達人であることを知ると競技に出場するように命じた。競技を利用して、仲間と数人で脱獄することを思いついたスキップは、出場をOKし計画を進めた。いよいよ当日、刑務所内最高の凶悪犯グロスバーガー(アーランド・ヴァン・リドス・デ・ジュード)の協力を得て見事脱走する彼ら。その頃ガーバーとメレディスは2人の無罪の証拠を手に入れロデオ会場に向かっていた。やっと脱走したスキップとハリーを探しあてた彼らは、そのことを告げ、いつしか愛が芽ばえていたスキップとメレディスは、その場でキスを交わすのだった。
「スター・クレイジー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「スター・クレイジー」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1980 |
公開年月日 | 1981年8月8日 |
上映時間 | 111分 |
製作会社 | ハンナ・ワインスタイン・プロ作品 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1981年8月上旬号 |
グラビア スター・クレイジー キネ旬試写室 スター・クレイジー |
1981年9月上旬号 |
外国映画批評 スター・クレイジー 外国映画紹介 スター・クレイジー |