解説
セックスレスの夫婦とその妻のストーカーによる、ゆがんだ性愛の行方を描いた官能ドラマ。監督・脚本は「BULLET BALLET バレット・バレエ」の塚本晋也で、自ら撮影監督も務める。主演は、「冷血の罠」の黒沢あすかと「行楽猿」の神足裕司、「溺れる人」の塚本晋也。第59回ヴェネチア国際映画祭第1回コントロコレンテ部門審査員特別大賞受賞、協賛企画WEB SITEキネマトリックス長編映画部門最優秀作品賞受賞、第34回シッチェス国際映画祭最優秀主演女優賞(黒沢あすか)受賞、最優秀美術監督賞受賞、第25回記念ヨコハマ映画祭2003年日本映画ベストテン第5位、第22回オポルト国際映画祭ファンタジー特別賞受賞、最優秀主演女優賞(黒沢あすか)受賞、第13回東京スポーツ映画大賞主演女優賞(黒沢あすか)受賞作品。
ユーザーレビュー
「六月の蛇」のストーリー
梅雨の東京。“心の健康センター電話相談室”でカウンセラーとして働くりん子と潔癖症のサラリーマン・重彦は、セックスレスの夫婦。ある日、彼女はかつて自殺を思い留まらせた末期癌患者・飴口に自慰を盗撮され、それをネタに変態行為を強要される。恥辱と恐怖の中、しかしりん子は次第に眠れる性癖を覚醒させ、そんな妻の行動を目の当たりにした重彦も彼女に魅せられていく。そして飴口の死後、皮肉なことに夫婦は初めて本当の交媾を体験するのであった。
「六月の蛇」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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