セデック・バレ 第一部 太陽旗
せでっくばれだいいちぶたいようき Warriors of the Rainbow I : Sun Flag- 上映日
- 2013年4月20日
- 製作国
- 台湾
- 制作年
- 2011
- 上映時間
- 143分
- レーティング
- R-15
- ジャンル
- 社会派
解説
「海角七号 君想う、国境の南」のウェイ・ダーション監督による社会派ドラマ。1930年、日本統治下の台湾で起こった先住民セデック族による抗日暴動・霧社(むしゃ)事件を描く。第一部となる本作は、自分たちの文化や習慣を禁じられ、過酷な労働を強いられていたセデック族が、部族の誇りをかけた蜂起に至るまでを描く。2012年3月9日より大阪で開催された第7回大阪アジアン映画祭にて上映。2013年4月20日より全国劇場公開された。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
すごいスケールの映画だった。そうとうお金をかけたよう。
途中、ちょっと中だるみをしたが、約150分をほぼ一気に観させてくれた。
最初は映画タイトルから何の映画かわからなかったけど、キネ旬で第4位なんで観なきゃ、と。
残酷なシーンも多数あるのだが、それは原住民の習慣として描いているし、そもそも生死の概念が違っているからそこをどうのこうのいってもしょうがない。
役者達も台湾の森の中を裸足で走り回っているんだけど、どうやっていたんだろう。
森の中を走り回るのと、それをカメラが追うが素晴らしい。どうやって撮っているんだろう。
絵がきれいだよね。それとスピード感。
ところでこのレビューのタイトルなんだけど。「藍色夏恋」を観た時に、ああこう来るかと。「軍中楽園」を観た時にもこう来るかと。両映画とも切ない映画で、台湾映画面白いなあ、と思った。
この映画も、感動は違うけど一気に観させる映画だった。
内容が内容だけに、公開は限られていたようだけど、たくさんの人に観てもらいたい。
「セデック・バレ 第一部 太陽旗」のストーリー
台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き狩猟民族・セデック族。その一集落を統べる頭目の息子モーナ・ルダオは村の内外に勇名をとどろかせていた。1895年、日清戦争で清が敗れると、台湾の主権が日本へ委譲されたことにより、先住民であるセデック族も日本人の開墾の労働者として扱われるようになっていく。それから35年、頭目となったモーナは依然として日々を耐え抜いていた。そんな中、日本人警察官とセデック族の一人が衝突したことをきっかけに、長らく押さえ込まれてきた住民たちが立ち上がり……。
「セデック・バレ 第一部 太陽旗」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「セデック・バレ 第一部 太陽旗」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 台湾 |
製作年 | 2011 |
公開年月日 | 2013年4月20日 |
上映時間 | 143分 |
製作会社 | ARS Film Production, Central Motion Pictures Corporation |
配給 | 太秦(提供 マクザム=太秦) |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.u-picc.com/seediqbale/ |
コピーライト | (C) Copyright 2011 Central Motion Picture Corporation & ARS Film Production ALL RIGHTS RESERVED. |
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