解説
麻薬仲買人と腕きき刑事の友情と活躍を描くアクション映画。エグゼクティヴ・ブロデューサーはトム・ショー、製作はトム・マウント、監督・脚本は「マイ・ライバル」のロバート・タウン、撮影はコンラッド・ホール、音楽はデイヴ・グルーシンが担当。出演はメル・ギブソン、ミシェル・ファィファー、カート・ラッセルほか。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「テキーラ・サンライズ」のストーリー
麻薬の仲買人として知られる通称マックことデイル・マカシク(メル・ギブソン)は、最近になって足を洗うことを決意するが、周囲の人は誰もそれを歓迎していなかった。別れた妻は一人息子の養育権をタテに彼を脅し、従兄のリンドロフ(アーリス・ハワード)は金づるのマックを手放したがらなかった。そんなマックには、ニック・フレシア(カート・ラッセル)という高校時代からの親友がいたが、麻薬捜査官でもある彼は、ある日上司から組織壊滅のためにマックの身辺捜査を命じられるのだった。ある日ニックは、マックが行きつけの高級レストランに出向き、そこの女性オーナー、ジョー・アン・バリナリー(ミシェル・ファイファー)と親密になる。警察はこのレストランが、マックの麻薬の取り引きの場と考えていたのだ。そして彼女をめぐってマックとニックは互いの思いを対立させるようになる。やがて警察は、南米の麻薬コネクションの元締めカルロス・エスカランテと接触するマックを捕えることで、この2人を一網打尽にしとめようと南米から麻薬捜査官を招くが、実は彼こそがそのエスカランテ(ラウル・ジュリア)だった。マックとエスカランテは、メキシコの刑務所で一緒になって以来の友人関係にあったが、マックは彼に足を洗うことを打ち明ける。そしてニックの協力を得てエスカランテの誘惑から逃れることのできたマックは、同時に警察に対して身の潔白を証明する。一方,ジョー・アンは、マックとの愛に生きることを決意し、ニックはそんな2人をすがすがしいまなざしで見つめるのだった。
「テキーラ・サンライズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「テキーラ・サンライズ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1988 |
公開年月日 | 1990年2月17日 |
製作会社 | マウント・カンパニー・プロ作品 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1990年2月下旬決算特別号 | 外国映画批評 テキーラ・サンライズ |
1990年3月上旬号 | 外国映画紹介 テキーラ・サンライズ |
1990年4月上旬号 | グラビア テキーラ・サンライズ |