解説
ゼキアル・マルコの原作・脚本を、「野のユリ」のラルフ・ネルソンが監督したサスペンス・アクション。撮影は「鳥」のロバート・バークス、音楽は「危険がいっぱい」のラロ・シフリンが担当した。出演は「黄色いロールスロイス」のアラン・ドロン、「ラスベガス万才」のアン・マーグレット、「軽蔑」のジャック・パランスのほかにヴァン・ヘフリン、ジョン・デイヴィス・チャンドラー、タミー・ロックなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「泥棒を消せ」のストーリー
サンフランシスコのチャイナタウンで、白昼、人妻殺人事件が起こり、犯人の一味としてエディ(アラン・ドロン)がビドー警部に逮捕された。エディはまもなく釈放されたが、勤め先の貴金属商オヘアの店を首になった。エディは何年か前、強盗を働いて捕まったことがあり、その時ビドー警部は弾傷を受けた。そして傷はエディが負わせたものだと、確かな証拠もないままに固く信じていた。それ以来、エディはビドー警部の邪魔だてのために次々と仕事を失ってきた。エディの妻クリスティーン(アン・マーグレット)は幼い娘カシーを養いながら、ナイトクラブで働いていた。その頃エディのやくざな兄ウォルターは2人の子分と共に、オヘアの店から、100 万ドルのプラチナを盗み出す計画をたて、店の事情にくわしいエディを10万ドルの報酬で仲間にさそった。盗みは成功したが、最後の段階で子分たちが裏切り、ウォルターは殺され、カシーは誘拐された。そして、人妻殺人事件も、子分たちの仕業であることがわかった。ビドー警部はすべてを理解し、エディと協力してカシーを救出し、悪党たちを窮地に追い込んだが、激しいうちあいで、エディもまた凶弾に倒れた。
「泥棒を消せ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「泥棒を消せ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1965年4月27日 |
製作会社 | シプラ・プロ映画 |
配給 | MGM |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1965年4月上旬春の特別号 | 新作グラビア 泥棒を消せ |
1965年5月上旬号 | 外国映画紹介 泥棒を消せ |
1965年6月下旬号 | 外国映画批評 泥棒を消せ |