うま
上映日
1941年3月11日

製作国
日本

制作年
1941
上映時間
(14巻)分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

東北地方の四季折々を背景に、高峰秀子が演じる少女・いねと馬の交流をドキュメンタリータッチで描いた山本嘉次郎監督のヒューマニズムの傑作。撮影は足かけ3年に及び、実景は春が三村明、夏が唐澤弘明、秋が鈴木博、冬が伊藤武夫と四人のカメラマンによって撮り分けられた。商業映画のヴェテランだった山本監督に代わり、製作主任(チーフ助監督)の黒澤明がロケーションの実写の場面を任されたところもある。第18回・1941年度キネマ旬報ベスト・テン第2位。
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「馬」のストーリー

貧しい農家の娘いね(高峰秀子)は馬が大好きで、稲こきの仕事を逃げ出して馬市の見物をしているほどだ。そのために両親(藤原鶏太=藤原鎌足と竹久千恵子)に叱られるが、産馬組合の鑑定人が産業組合の組合長に頼んで、いねの父に馬を飼うようにすすめてくれる。父はしぶるが、いねは大喜び。貧しい家では馬を飼うことは負担だと母は愚痴るが、いねの努力で馬は育っていく。厳しい冬を経て春のある夜、馬は子馬を生む。無事に出産させ、はじめは馬を厄介もの扱いしていた両親も、いねの弟二人も、もう馬に夢中になっている。しかし夏がきて、父は金に困って子馬を売らざるをえなくなる。子馬を連れていかれた母馬は、悲しそうに泣き続け、ついには夜中に厩の羽目板を破り、子馬を捜しながら高原を駆けめぐる。いねは子馬を売るかわりに自分が紡績工場に働きに行くと告げる。翌夏、盆休みに帰ってきたいねが牧場に行くと、子馬はいねを覚えていた。

「馬」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「馬」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1941
公開年月日 1941年3月11日
上映時間 (14巻)分
製作会社 東宝映画(東京撮影所)
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
音量 モノラル