解説
家族や島への思いを抱きながら、古くから20年に一度行われてきた古典相撲大会に臨むある家族を中心とした人間模様を描く感動作。自身の出身地・島根県を舞台に「白い船」「うん、何?」「RAILWAYS ~49歳で電車の運転士になった男の物語~」を送り出した錦織良成監督が、隠岐古典相撲を題材にした川上健一の同名小説を映画化。隠岐諸島の全面協力のもと、出雲大社に次ぐ格式を誇る隠岐一之宮・水若酢神社の境内で遷宮相撲を完全再現している。古典相撲に挑む夫・英明役に劇団EXILEの青柳翔、夫の再婚相手で芯の強い多美子を「スワロウテイル」「カーテンコール」の伊藤歩が演じる。他、「天と地と」の財前直見、「しあわせのパン」の中村嘉葎雄らが出演。2013年1月5日より山陰地方にて先行上映。
ユーザーレビュー
「渾身 KON-SHIN」のストーリー
島根県・隠岐諸島の島で生まれ育った多美子(伊藤歩)は英明(青柳翔)と結婚。英明にとっては2度目の結婚で、前妻との間の娘・琴世も含め3人で暮らしている。琴世はまだ多美子のことを母と呼んでくれていないが、多美子はこの暮らしに幸せを感じていた。いよいよ隠岐諸島に古くから20年に一度開催されてきた古典相撲大会の日を迎え、英明は最高位である正三役大関に選ばれる。一生に一度の大舞台に最高位として上がるのは、大変な誉れである。対戦相手の島一番の実力者を前に、地域の名誉や家族への思いを胸に土俵に上がる英明。そんな英明の姿を、多美子は喜びと不安が入り混じりながらもじっと見つめる……。
「渾身 KON-SHIN」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「渾身 KON-SHIN」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2013年1月12日 |
上映時間 | 134分 |
製作会社 | 出雲ピクチャーズ(制作プロダクション goen=ユニーク ブレインズ) |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
コピーライト | (C)2012「渾身」製作委員会 |
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