解説
EXILEのメインボーカルTAKAHIRO主演、島根県隠岐島を舞台にした人間ドラマ。12年前に事故で妻を失い自身も記憶を失った元漁師の池田徹は、失った記憶に怯え前に進めずにいた。そんな中、池田家は島留学してきた雄一をサポートする島親になる。「たたら侍」はじめ故郷・島根県を舞台にした作品を多く手がける錦織良成監督が、家族の絆と再生を描く。記憶を取り戻すためにもがく徹をTAKAHIROが、徹を支える支える母親・信子を松坂慶子が演じるほか、バイプレーヤーとして数々の作品に出る小市慢太郎、「ソロモンの偽証」の板垣瑞生らが出演。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「僕に、会いたかった」のストーリー
12年前、島で一二を争う凄腕の漁師・池田徹(TAKAHIRO)は、漁の最中に嵐と遭遇し妻を亡くした。自身も頭部を強打し、全ての記憶を失ってしまう。それ以来徹は一切漁に出ず、過去を振り返ることも、未来へ動き出すこともできないまま失った記憶に怯えている。そしてそんな徹の様子に、母・信子(松坂慶子)も苦しい思いを抱えていた。そんな中、島留学として木村めぐみ(山口まゆ)、福間雄一(板垣瑞生)、横山愛美(柴田杏花)の3人の高校生が都会から越境入学してくる。島留学では島親が単身島にやってくる生徒の親代わりとなり快活に生活できるようサポートしており、この取り組みに賛同した池田家は雄一の島親になった。漁協の休みに釣りに出かけ、距離を縮めていく徹。島生まれの生徒と島留学でやってきた生徒がそれぞれ悩み、葛藤しながら将来への夢や希望に向かい絆を深めていく一方、徹は依然未来への一歩を踏み出せない。心配そうに声をかける信子に、徹は苦しい胸の内を吐露。信子は徹の記憶を取り戻すため、ある計画を実行する。
「僕に、会いたかった」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「僕に、会いたかった」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年5月10日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | 「僕に、会いたかった」製作委員会(LDH JAPAN=朝日新聞社=メ~テレ=エイベックス・ピクチャーズ=ローソン=長崎文化放送=日本海テレビ=山陰放送=山陰中央テレビ)(制作プロダクション:LDH JAPAN=護縁/制作協力:ユニークブレインズ=ENTER the DEE) |
配給 | LDH PICTURES |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://bokuai.jp/ |
コピーライト | (C)2019「僕に、会いたかった」製作委員会 |
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