解説
693回の精子提供を行い、533人の子どもの父親になった男の姿を描くヒューマン・コメディ。監督・脚本は、「大いなる休暇」脚本のケン・スコット。出演は、「ノンフィクション nonfiction」のパトリック・ユアール。トロント国際映画祭2011観客賞次点、サンタバーバラ国際映画祭2011観客賞受賞。
ユーザーレビュー
「人生、ブラボー!」のストーリー
42歳、独身のダヴィッド(パトリック・ユアール)は、過去に行った693回の精子提供を通じて、突然533人の子どもの父親だと告げられ、さらにその中の142人の子どもたちから身元開示の裁判を求められる。ダヴィッドは友人の弁護士(アントワーヌ・ベルトラン)に相談し、匿名を守るための裁判の準備を始めるが、ふと1枚だけ見たプロフィールが、なんと自分の応援するサッカーチームのスター選手だった。これをきっかけに自分の子供たちに興味を持ったダヴィッドは、身元を隠して子供たちへの逆訪問を始める。役者志望、路上ミュージシャン、ゲイ、薬物依存症、障害を持った子……それぞれの人生を生きるティーンエイジャーの子供たちの姿を見たダヴィッドに、彼らに対して何かしてあげたいという気持ちが芽生え、自身の正体を明かしたいという葛藤を抱き始める。しかし、自身の借金問題が大きくのしかかり、妊娠中の彼女ヴァレリー(ジュリー・ルブレトン)からは子どもの父親として認知しないと言われてしまう。国中のメディアも注目するなか始まった裁判の結果は? そして、精子提供で得たお金の使い道とは?
「人生、ブラボー!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「人生、ブラボー!」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | カナダ |
製作年 | 2011 |
公開年月日 | 2013年1月26日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | Caramel Film |
配給 | クロックワークス=コムストック・グループ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
コピーライト | (C)2011 PCF STARBUCK LE FILM INC. |
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