解説
禁酒法が布かれる一方、密造酒が横行しギャングが暗躍していたアメリカ・バージニア州を舞台に、実際に起きた復讐劇を映画化。監督は「ザ・ロード」で第66回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞にノミネートされたジョン・ヒルコート。音楽家や俳優、脚本家、画家など多方面に渡り活躍するニック・ケイヴが脚本と音楽を担当。愛する者を奪われ復讐に向かう3兄弟に「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェイソン・クラーク、「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディ、「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフが扮している。ほか、「裏切りのサーカス」のゲイリー・オールドマン、「ジェーン・エア」のミア・ワシコウスカらが出演。
ユーザーレビュー
「欲望のバージニア」のストーリー
禁酒法時代のアメリカでは、密造酒の製造・販売が横行し、それがギャングがのさばる一因にもなっていた。とりわけバージニア州のフランクリンは世界で最も密造酒の製造が盛んな地域であった。1931年、このフランクリンで長男ハワード(ジェイソン・クラーク)、次男フォレスト(トム・ハーディ)、三男ジャック(シャイア・ラブーフ)のボンデュラント3兄弟は名をあげていた。ハワードも一目置くフォレストは男気に溢れ、手堅く確実な仕事をする。しかしジャックはギャングと組んで手を広げたいと野心を燃やしていた。しかし、フォレストがマギーに、ジャックが牧師の娘バーサに恋をしたことから、兄弟に転機が訪れる。そんな折、新しく着任してきた取締官レイクスが高額な賄賂を要求してくる。他の者たちが次々とこの要求に屈する中、フォレストはこれを拒否。そのために陰湿な脅迫が兄弟を襲い、さらに彼らの最愛の者たちまで巻き込むことになる……。
「欲望のバージニア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「欲望のバージニア」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2013年6月29日 |
上映時間 | 116分 |
製作会社 | Benaroya Pictures=FilmNation Entertainment=Annapurna Pictures =Blum Hanson Allen Films=Pie Films Inc.= Red Wagon Productions =Yucaipa Films |
配給 | ギャガ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://yokubou.gaga.ne.jp/ |
コピーライト | (C) OMMXI by BOOTLEG MOVIE LLC. All Rights Reserved. |
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