トリプル9 裏切りのコード
とりぷるないんうらぎりのこーど TRIPLE 9
解説
「欲望のバージニア」のジョン・ヒルコートが、ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォーら豪華キャストと組んだ犯罪アクション。警官が撃たれたことを意味する緊急コード“トリプルナイン”を利用した強盗計画が、予想外の事態に発展する。共演は「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」のアンソニー・マッキー、「スティーブ・ジョブズ」(15)のケイト・ウィンスレット、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のガル・ガドット。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映像演出、映画評論荻野洋一腐敗警官たちがなんと覆面強盗との二足のわらじを履きつつ、警察組織とロシア系マフィアの間で危ない橋を渡ろうとしている。強引な作戦、ボロ布のような人命。きわめて非情... もっと見る
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脚本家北里宇一郎5人組強盗集団の銀行襲撃がきびきびしたタッチで描かれて、久しぶりにイケるノアール物かと思わせるが。本筋に入ってロシアン・マフィアだの警察の動きなどが絡んで、登場... もっと見る
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映画ライター中西愛子アトランタが舞台のクライム・アクション。ロシアン・マフィアに絡む5人のギャングの犯罪と、彼らに翻弄される刑事たちの捜査と混乱を描く。リアリズムを優先したような演... もっと見る
「トリプル9 裏切りのコード」のストーリー
ロサンゼルスやマイアミを凌ぐ凶悪犯罪都市アトランタ。ある時、5人組の武装グループが銀行を襲撃する。特殊部隊の元兵士と悪徳警官で構成された犯人グループを率いるリーダーのマイケル(キウェテル・イジョフォー)は、この仕事を最後にロシアン・マフィアとの関係を絶つつもりだった。ところが、非情な女ボスのイリーナ(ケイト・ウィンスレット)は、それを許さなかった。最愛の一人息子を人質に取られたマイケルは、不可能と言われる警戒厳重な国土安全保障省の施設を標的にした襲撃計画を練り上げる。それは、警官が撃たれたことを意味する緊急コード“トリプルナイン”を発動させ、アトランタ市警の機能を10分間完全停止させるというものだった。しかし、標的となった警官クリスや重大犯罪課の刑事アレンを巻き込んだその犯罪計画は、マイケルたち犯行グループの内部対立や裏切りも絡み、予想外の事態へ発展してゆく……。
「トリプル9 裏切りのコード」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「トリプル9 裏切りのコード」のスペック
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