解説
たった1匹でアメリカ大陸をさ迷うことになった雑種犬ハンボーンの苦難の旅を描く。製作はゲイリー・ジリンガムとサンディ・ハワード、エグゼクティヴ・プロデューサーはメル・パールとドン・レヴィン、監督はロイ・ワッツ、脚本はサンドラ・K・ベイリー、マイケル・マーフィー、ジョエル・ソワッソン、原作はケン・バーネット、撮影はジョン・クランハウス、音楽はジョルジュ・ガルバランツ、編集はロバート・J・カイザーが担当。出演はリリアン・ギッシュ、ティモシー・ボトムズ、それに犬のハンボーン。ビデオタイトル「わんワンロード 全米横断5500キロの旅」。
ユーザーレビュー
「ハンボーン」のストーリー
ロスから主人のヒリー(リリアン・ギッシュ)と、息子マイケル(ティモシー・ボトムズ)の住むニューヨークにやってきた犬のハンボーン。コッカースパニエルとペキニーズの雑種犬であるハンボーンは3歳。子供のいたずらから乗るはずの飛行機に乗りそこねてしまい、1匹とり残されたハンボーンは、遥か5500キロの道のりを我が家をめざして旅立つことになった。大都会を抜け、西をめざしてひたすら歩き続けるハンボーンは、長距離トラック運転手のタッカー(O・J・シンプソン)に拾われて、一路ピッツバーグヘ。いっときの安らぎを得て再び1匹の旅に。腹をすかせてゴミ箱をあさっていたハンボーンは、そこでチキンをめぐって1匹の長老犬スクラッパーと運命的な出会いをする。放浪の先輩であるスクラッパーとともにハンボーンの旅は続いた。犬狩りの危機にあったハンボーンをスクラッパーが救った。そして恋人のキャミリーが現われる。しかしキャミリーには長旅は無理。足の不自由な少女アミー(シドニー・R・グリーンブッシュ)が救いの手をさしのべる。アミーの家で夢のようなクリスマスを過ごし、今度は2匹で旅を続ける。しかし、途中突然の出来事でキャミリーと永遠の別れを……。殺人犯との死闘を展開したり様ざまな苦難をのり越えて、ハンボーンは5500キロの旅を終えるのだった。
「ハンボーン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ハンボーン」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1983 |
公開年月日 | 1986年7月18日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | サンディ・ハワード・プロ作品 |
配給 | 東宝東和 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビー |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1986年7月下旬号 | グラビア ハンボーン |
1987年4月下旬号 | 外国映画紹介 ハンボーン |