北(ノルテ) 歴史の終わり
のるてれきしのおわり Norte, The End of History- 製作国
- フィリピン
- 制作年
- 2013
- 上映時間
- 250分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
フィリピンの怪物的作家ラヴ・ディアスがついにヴェールを脱ぐ! 逃げた真犯人と間違って投獄された男、それぞれの人生を見据えた罪と罰をめぐる驚愕の250分。カンヌ映画祭「ある視点」部門出品作。殺人事件が起こり、真犯人は逃亡し、別の男が間違って投獄される。しかしシャバで暮らす前者は罪の意識で正気を失い、獄中の後者は徐々に精神の自由を獲得していく…。オミルバエフ『ある学生』(TIFF12出品作)と同じく、本作もまたドストエフスキー「罪と罰」の翻案劇だが、むしろ「その後の罪と罰」といった趣の大長編である。ラヴ・ディアス監督は1998年のデビュー以来、9時間の『あるフィリピン人家族の創生』(04)など、規格外れの長尺で知られるフィリピンの怪物的作家で、意外にも日本での長編の上映は今回が初めて(短編『蝶は記憶を持たない』がTIFF09で上映されたのみ)。これを機にディアス作品の上映の機運の盛り上がりを期待したい。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
4時間10分の映画。途中で勝手にインターミッションを入れさせていただきました。
ストーリーは前半、フィリピン版「罪と罰」かと思いました。別に「罪と罰」でも良いです。でも内容はそれをモチーフにしてもっと違う映画となっています。
まず映画の撮り方から。長回しでロングで撮る手法。ゆっくりとカメラをパンする手法。暗闇を使う手法、カメラのこちら側を見せない手法。エドワード・ヤンの「牯嶺街少年殺人事件」を彷彿とさせます。あるいはテオ・アンゲロプロスの「旅芸人の記録」を思い出させます。ロングで長回しで撮りながら、飽きさせない映像は力があるんだなあ、と思わせます。先に述べた「牯嶺街少年殺人事件」や「旅芸人の記録」も長い作品です。こういう撮り方したら長くなるのはしょうがないなあ。
後半、登場人物たちのシーンの切り替えが長い。もうちょっと短くシーン変えをしてくれると良かった。あれ、あの人の話は?と思っちゃった。
ラスト、そう来ちゃった?これまで、淡々と描いていたのに、何もそこに事件入れることないじゃん。これで点数、少し下げた。
それと、映画タイトルの意味がわからない。もっと考えろって?うーん、バカだからわからない。5,6回見るとわかるかな。
「北(ノルテ) 歴史の終わり」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「北(ノルテ) 歴史の終わり」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フィリピン |
製作年 | 2013 |
上映時間 | 250分 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |