解説
直木賞受賞作家・朱川湊人が人間の欲望を描いた連作集『赤々煉恋』のうち、『アタシの、いちばん、ほしいもの』を映画化。自殺し誰にも気付かれない存在になった女子高生を描いたホラー。監督は「七瀬ふたたび」「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影」の小中和哉。心の弱った人を自殺に導く怪物・虫男のデザインやCGIモーション監督を、「超時空要塞マクロス」のメカ作画監督や「ULUTRAMAN」でのフライングシーケンスディレクターを手がけそのアクロバティックなアクション表現で人気を集める板野一郎が担当。主人公の女子高生を「アルカナ」の土屋太鳳が演じている。ほか、「HK/変態仮面」の清水富美加、「キネマの天地」の有森也実らが出演。
ユーザーレビュー
「赤々煉恋」のストーリー
自殺をした女子高生の樹里(土屋太鳳)は、生きている人には気付かれない存在になりながらも、母親(秋本奈緒美)や学校の人々に声をかけて寂しさを紛らわせようとしていた。ふと、樹里は不気味な怪物(声:大杉漣)を目にする。それは心が弱った人間を自殺へと誘う怪物で、樹里は虫男と呼ぶことにする。ある日、街をさまよっていると、樹里に微笑みかける女の子と出会う。樹里のことが見えるその子をりんごちゃんと呼び、喜びにひたる樹里。しかしりんごちゃんの母親(有森也実)の背後には虫男が取りついていた……。
「赤々煉恋」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「赤々煉恋」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2013 |
公開年月日 | 2013年12月21日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | 「赤々煉恋」製作委員会 |
配給 | アイエス・フィールド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
コピーライト | (C) 2013 朱川湊人・東京創元社/「赤々煉恋」製作委員会 |
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