「柔道ガールズ」のストーリー
内気で地味で、彼氏がいない歴数年のOL勝浦真奈美は、木口というイケメンに騙され、捨てられ、悲しい毎日を送っていた日々。おまけに、勤めていたウエハラ工場が、不渡を出し、倒産する羽目に。何もかも諦めていた真奈美は、ある日、突然、「このままで自分の人生が終わってしまうのか」と思い、会社の仲間やOLを集め、何とか、会社を倒産から救おうと奮起する。だが、その手立ては、どこにも見つからず、銀行等も地方の零細企業にも冷たい態度に合い、ほぼ諦めかけていた時、町の余興としての女子柔道大会の賞金額を発見!真奈美とOL仲間たちは、「ここぞ!」と思い、何人か格闘技経験のある女子社員を集め、無謀にも、大会に応募することに!そんな時、真奈美を捨てた木口の会社も大会に出場することが分かる。真奈美は、個人的な復讐も絡み、ますます燃え上がり。そんな時、彼女達の前に、畳田三郎という伝説の柔道家が、ひょんなことから真奈美達に柔道を教えることになる。自分の利益から負け組を恐れ、自分を変えたいと思った想いから始めた柔道が、いつの間にか、彼女達の人生の道しるべとして進んで行く。女として、闘う意味。女として、泣き、憤り、そして、笑い。彼女達の明るくも滑稽で、どこか切ない人生の意味を問う青春スポコンストーリーが、今、始まる。