解説
ポルトガル出身のノーベル文学賞受賞作家ジョゼ・サラマーゴのミステリー小説を、「灼熱の魂」が第83回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。すべてが自分と瓜二つの人物に遭遇した男が、混乱の末に極限状態に陥っていく。姿かたちも生年月日もそっくり同じである二人の人物を演じるのは「ブロークバック・マウンテン」で第78回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたジェイク・ギレンホール。「プリズナーズ」でもドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とタッグを組んでいる。ほか「黄色い星の子供たち」のメラニー・ロラン、「アンチヴァイラル」のサラ・ガドン、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが出演。
ユーザーレビュー
「複製された男」のストーリー
大学で歴史を教えるアダム(ジェイク・ギレンホール)が同僚から薦められたビデオを見ていたところ、自分とそっくりな男(ジェイク・ギレンホール/二役)が出演しているのを見つける。あまりにも似ており恐怖さえ覚えたアダムは、そのアンソニーという俳優について徹底的に調べ、居場所までつきとめる。気付かれないように監視していたが、そのうちに彼と話してみたい気持ちが膨れ上がり、ついに接触。対面した二人は、姿かたちだけでなく、声も、生年月日も、生まれついたものではない傷痕もまるっきり同じだった。自分とまるっきり同じ存在の出現に混乱する二人。自己像が揺らぎ、それぞれの妻や恋人を巻き込んだ極限状態に陥っていく……。
「複製された男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「複製された男」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | カナダ スペイン |
製作年 | 2013 |
公開年月日 | 2014年7月18日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | Rhombus Media=Roxbury Pictures=Mecanismo Films |
配給 | クロックワークス=アルバトロス・フィルム |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
コピーライト | (C) 2013 RHOMBUS MEDIA (ENEMY) INC. / ROXBURY PICTURES S.L. / 9232-2437 QUEBEC INC. / MECANISMO FILMS, S.L. / ROXBURY ENEMY S.L. ALL RIGHTS RESERVED. |
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