解説
映画のオーディションを舞台に、主役を狙う若い女優たちの嫉妬や憎悪が引き起こす怪奇現象を描くサスペンス・ホラー。監督・脚本は、「KIDS」の荻島達也。出演は、元モーニング娘。で、「とびだせ新選組!」の新垣里沙、「work shop」の古川雄大、「ゾンビアス」の中村有沙、「はなればなれに」の斉藤悠。
ユーザーレビュー
「ブラック・フィルム」のストーリー
女優となり、映画に出演することを夢見る中沢沙織(新垣里沙)。幼い頃に父を亡くし、病弱な母と妹を守ってきた彼女にとって、女優になることは母への恩返しでもあった。しかし、母の余命がいくばくもないと知った沙織は、最後のチャンスとしてあるオーディションに参加する。それは、海外の映画賞を総なめにし、新進気鋭と称される監督・田澤啓一(赤塚真人)の最新映画「リアル・アクトレス」のキャスティングを兼ねたワークショップだった。そこには、各プロダクションイチオシの新人俳優である男女12名の他、映画プロデューサーの宮崎亮介(天宮良)やチーフ助監督の小川卓也(古川雄大)も参加し、一週間で配役を決めるという。沙織のひたむきな演技が評価され、事務所の代表・佐藤豊(渡辺裕之)の薦めもあり、主役に抜擢されるという声がささやかれ始めたころ、大手芸能事務所の若手女優・大垣美穂(中村有沙)が参加してくる。沙織とは対照的に華やかでしたたかな美穂は、主役を獲るためなら手段を選ばない。その執念と憎悪に、沙織の心も次第に黒く染まっていく……。
「ブラック・フィルム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブラック・フィルム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2015年1月24日 |
上映時間 | 82分 |
製作会社 | 「ブラック・フィルム」製作委員会(製作:有限会社サンブリリアント/製作協力:川越オフィス=美粧屋=アンサー) |
配給 | アルケミーブラザース |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
コピーライト | (C) 2014「ブラック・フィルム」製作委員会 |
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