「TOKYO CITY GIRL」のストーリー
「EPISODO1:なんの意味もない」結婚記念日の最中に事故で母を亡くした父・伸三は塞ぎ込んでいた。娘の奈々(青山美郷)はそんな父を励まそうと、なぜか小島よしおのギャグ「なんの意味もない!」を全力でするが、父には響かない。しかし、奈々の前に本物の小島が現れ、奇跡が起こる。「EPISODE2:キッスで殺して」男を誘惑しては殺すプロの殺し屋・芽衣子(遠谷比芽子)にとって、愛や恋は幻想だった。ニートのヒモ男と同棲し始めた彼女は、彼と目が合い、手が触れただけで体を強張らせるが、それが恋だとは知らない。芽衣子が彼に見送られて仕事に向かうと、彼もなにやら準備を始める。「EPISODO3:HOPE」大学生のゆり(比嘉梨乃)が、連絡の取れなくなった親友まいとようやく会うと、彼女がエイズになったと知る。自分も心配になったゆりは保健所に向かう。検査結果を待たず、自分もエイズだと思い込んだゆりは、親友のことを思い出して心身状態が悪化していく。そして結果を聞いた彼女は……。「EPISODO4:17歳、夏」付き合って半年の17歳になった一組のカップル。どんどん初体験を済ませて大人の世界へ巣立っていく周囲に対し、まだキスまでしかしていない二人は焦っていた。ある昼下がり、少年は少女(田中美晴)を家に呼び、一世一代の大勝負に出る。「EPISODE5:EAST END」隅田川を隔てて逢引きを繰り返すミワ(三浦萌)とユタカ。温かな家庭に帰るユタカに、ミワは自分の家庭やアルバイトのことをひた隠す。しかしSkypeで二人の家庭をつないだとき、お互いの環境の違いに気づいてしまう。「EPISODE6:KOENJI 夢の寿命」7年前東京にやってきた咲(武田梨奈)は高円寺でピンサロ嬢をやりながら、自称パチプロの無職の彼氏・佑太と同棲している。オーディション会場で出会った二人の夢は俳優になることだった。ある日、特にきっかけもなく爆発してしまう咲。二人で答えを出した未来とは?