団地

だんち DANCHI
上映日
2016年6月4日

製作国
日本

制作年
2016
上映時間
103分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ ドラマ

check解説

「顔」の藤山直美と阪本順治監督が再タッグを組んだ人間ドラマ。家業を畳んで団地に越してきた一組の夫婦。ある日ヘソを曲げた夫が床下に隠れてしまうが、夫の姿が消えても淡々と過ごす妻に隣人たちは妄想を膨らませる。さらに妙な青年も現れ……。出演は、「正しく生きる」の岸部一徳、「今度は愛妻家」の石橋蓮司、「春の雪」の大楠道代、「高台家の人々」の斎藤工。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    阪本監督は、あくまでも人間という種族の愚かしさ、哀しさ、たくましさを撮る“地上”側の監督だと思っていたら、ナント今回は、こちらのそんな思... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター、退役映写技師
    千浦僚
    阪本順治作品のなかで最高に面白いかも。それが予想してなかった角度からであったことに驚く。SFだ。始まってすぐに『モスマンの黙示』や、菊地秀行原作の映画「雨の町」... もっと見る
  • 映画評論家
    松崎健夫
    本作が興味深いのは、大阪でロケをしなくとも、役者たちの放つネイティブに近い発音を集積させることで、栃木県足利市が大阪の片隅にある団地に見えるという点。そもそもハ... もっと見る

「団地」のストーリー

山下ヒナ子(藤山直美)とその夫・清治(岸部一徳)は、とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に引っ越してくる。そこには、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中が暮らしていた。ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が、「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちは妄想を膨らませる。さらに妙な立ち居振る舞いの青年・真城(斎藤工)が山下家を訪ねてきて……。

「団地」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「団地」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016年6月4日
上映時間 103分
製作会社 キノフィルムズ
配給 キノフィルムズ
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://danchi-movie.com/
コピーライト (C)2016「団地」製作委員会

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