人生は小説よりも奇なり
じんせいはしょうせつよりもきなり LOVE IS STRANGE- 上映日
- 2016年3月12日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 95分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
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【DVD】人生は小説よりも奇なり
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
地味な映画でした。年を取ったゲイカップルのお話です。
ゲイカップルの一人をジョン・リスゴーが演じていてびっくりした。彼のイメージは悪役のイメージ。ブライアン・デ・パルマの「レイジング・ケイン」に始まって、「クリフハンガー」や「スキャンダル」で悪役やっているからそのイメージだ。本作のような映画で主役でしかもゲイを演じるなんて思っていなかった。それからマリサ・トメイも久しぶりだ。彼女の出ている映画で最後に観たのが「ラブ・アゲイン」でのちょっとずれてる教師の役だ。彼女も苦労しているねえ。
ゲイカップルの主人公ベン(ジョン・リスゴー)はもう70歳を過ぎている。相方のジョージ(アルフレッド・モリナ)ももう50歳を過ぎているか。若いカップルでは無く、何十年も一緒に生活している年を取ったカップル、と言う設定が良いね。現実味を増している。それに年を取って体もデブになっているし。それでもお互いに愛情がある、見た目じゃ無い。ジョージは教会で働いていたが、ゲイで結婚したことで教会をクビになってしまい、住んでいたアパートに住めなくなってしまった。結婚したために一緒に住むことが出来なくなった。から話が始まる。教会って保守的だから新しい価値観は認めないんだよな。アイルランドなんかではカトリックが民衆運動を弾圧していたからなあ。結局、法律では同性愛結婚が認められても、世の中はそうすんなりとは認めてくれないんだよな。少数者が生きづらい。いつの世でも先を行く人達は叩かれるのだ。この映画を観た人達はLGBTQを認めてくれるか。そもそも反動的な人達はこの映画は観ないか。
邦題が酷いね。原題と違うのはもちろんだけど、この映画の趣旨を全然表していない。
「人生は小説よりも奇なり」のストーリー
「人生は小説よりも奇なり」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「人生は小説よりも奇なり」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2016年3月12日 |
上映時間 | 95分 |
配給 | コムストック・グループ(配給協力:クロックワークス) |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://jinseiha.com/ |
コピーライト | (C) Love is Strange, LLD |
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