エンドレス・ポエトリー
えんどれすぽえとりー ENDLESS POETRY
解説
アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝的作品「リアリティのダンス」の続編。ホドロフスキー一家は、故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住。青年に成長したアレハンドロは、若きアーティストたちとの出会いを経て、自分の道を見つけ出してゆく……。若き日のホドロフスキーを演じるのは、「リアリティのダンス」にも出演した末の息子アダン・ホドロフスキー。その父親を長男ブロンティス・ホドロフスキー(「リアリティのダンス」)が演じる。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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批評家。音楽レーベルHEADZ主宰佐々木敦「つづく」と出て途切れるみたいにして終わった「リアリティのダンス」の続篇。従って前作を観てからの方が楽しめる(というか、そうしないとたぶん物語がわからない)。マ... もっと見る
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「エンドレス・ポエトリー」のストーリー
故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住したホドロフスキー一家。青年に成長したアレハンドロ(アダン・ホドロフスキー)は、自分の自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、今の環境から抜け出して、自分の道を表現したいともがいていた。そんなある日、アレハンドロは従兄のリカルドに連れられ、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られないダンサーや彫刻家、画家、詩人といった若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接する中で、それまで自分が囚われていた檻からやがて解放されるアレハンドロ。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、ステジャ・ディアスとの初恋を経験し、アレハンドロの運命は、未知の世界へと開かれていく……。
「エンドレス・ポエトリー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「エンドレス・ポエトリー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 ファンタジー ドラマ |
製作国 | フランス チリ 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年11月18日 |
上映時間 | 128分 |
配給 | アップリンク |
レイティング | R-18 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.uplink.co.jp/endless/ |
コピーライト | (C) Pascale Montandon-Jodorowsky |
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