エル・クラン

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えるくらん THE CLAN

上映日: 2016年9月17日
製作国: アルゼンチン
制作年: 2015
上映時間: 110分
レーティング: PG-12
ジャンル: 伝記ドラマ

90点

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解説

アルゼンチンで実際に起きた事件を映画化した第72回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作。近所の人々から慕われるプッチオ一家の周辺で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。住民たちが不安を募らせるなか、父アルキメデスは鍵のかかった部屋に食事を運んでいた。製作に「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。製作・監督・脚本は「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のパブロ・トラペロ。出演は「瞳の奥の秘密」のギレルモ・フランセーヤ。

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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

映像演出、映画評論

荻野洋一

ブエノスアイレスの高級住宅街で、ある一族が連続誘拐をファミリービジネスとする。面白いのは、この名家が、独裁政権時代に甘い汁を吸ったエリート官僚一家であり、民主派... もっと見る
脚本家

北里宇一郎

こちらはアルゼンチン。政権が転覆して失職した高官が、誘拐ビジネスに手を染めるというおっかない話。ロックをギンギンに駆使した演出が刺激的。平穏な家庭描写の中に、血... もっと見る
映画ライター

中西愛子

１９８０年代初頭、アルゼンチンで実際にあったプッチオ家の事件を基にした衝撃の物語。独裁政治下で公職を務めていた父アルキメデスは、政府転覆後、失業。市民を誘拐・身... もっと見る

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「エル・クラン」のストーリー

1983年、アルゼンチン。裕福で近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんなある日、二男アレハンドロが通う学校の友人の一人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らの周囲で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所に不安な空気が流れるなか、プッチオ家はいつもと変わらない生活を送っていた。ある夕飯の時間、アルキメデスは妻の作った料理をキッチンから食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく……。

「エル・クラン」のスタッフ・キャスト

スタッフ

キャスト		役名

「エル・クラン」のスペック

基本情報
ジャンル	伝記ドラマ
製作国	アルゼンチン
製作年	2015
公開年月日	2016年9月17日
上映時間	110分
配給	シンカ　ブロードメディア・スタジオ
レイティング	PG-12
アスペクト比	シネマ・スコープ（1：2.35）
カラー/サイズ	カラー／シネスコ
公式サイト	http://el-clan.jp/
コピーライト	(C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO

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