シーモアさんと、大人のための人生入門
しーもあさんとおとなのためのじんせいにゅうもん SEYMOUR: AN INTRODUCTION- 上映日
- 2016年10月1日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 81分
- レーティング
- 一般映画
解説
俳優のイーサン・ホークが自ら監督を務め、89歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインの魅力に迫るドキュメンタリー。一流のピアニストとして活躍しながらも、50歳で現役を引退、その後をピアノ教師として生きたシーモアの波乱の生涯が明らかになる。数々の経験を重ねて辿り着いたシーモアの温かくシンプルな生き方は、今を生きる人々に大切なことを教えてくれる。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
さて、どんな映画かと見始めたら、シーモア・バーンスタインと言うピアニストを撮ったドキュメンタリーでした。
ピアノに造詣のある人は観ていて感動したのかもしれないが、私はそっち方面は全く疎いので、ああ、こういう天才ピアニストがいて、彼の生き方を照会しているのか、となってしまった。ある才能の人を紹介するというのは興味深いが、ドキュメンタリーとしてそこまで面白いとは思わない。例えば「美術館を手玉にとった男」なんかは非常に興味深いドキュメンタリーだったし、「俳優リタ・モレノ~彼女は前を向くと決めた~」、「大統領のカメラマン」、「馬三家からの手紙」などはドキュメンタリー映画でありながらも言いたい事が伝わってきて、それに共感したのだが、この映画ではシーモアさんは天才ピアニストでいい人、というのは判るがそれ以上の感動はなかった。
この映画を撮ったイーサン・ホークは、悩んでいた時にシーモアさんと出会ってすぐに打ち解けたということだが、こちらはそんなことがないので感動までない。
私の感性の問題かな。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」のストーリー
人生の折り返し地点。アーティストとして、1人の人間として、行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で当時84歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインと出会う。たちまち安心感に包まれ、シーモアとそのピアノ演奏に魅了されたイーサンは、彼のドキュメンタリー映画の撮影を決意する。シーモアは、一流のコンサート・ピアニストとして活躍しながらも、50歳で現役活動に終止符を打ち、その後の人生を“教える”ことに捧げてきた。ピアニストとしての成功、朝鮮戦争従軍中の辛い記憶、そして、演奏会にまつわる不安や恐怖の思い出……。決して平坦ではなかった人生を、シーモアは美しいピアノの調べとともに語る。彼の温かく繊細な言葉は、すべてを包み込むように、私たちの心を豊かな場所へと導いてくれる……。
「シーモアさんと、大人のための人生入門」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「シーモアさんと、大人のための人生入門」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2016年10月1日 |
上映時間 | 81分 |
配給 | アップリンク |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://www.uplink.co.jp/seymour/ |
コピーライト | (C)2015 Risk Love LLC |
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