ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習
はーとおぶどっぐいぬがおしえてくれたじんせいのれんしゅう HEART OF A DOG- 上映日
- 2016年10月22日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2015
- 上映時間
- 76分
- レーティング
解説
ニューヨークの音楽家ローリー・アンダーソンが、亡き夫ルー・リードと共に飼っていた愛犬との日々を振り返りつつ、“愛と死”、“アメリカの今”を見つめたドキュメンタリー。様々な思い出の断片が、美しい映像とアンダーソン本人の朗読によって綴られる。監督、脚本、音楽をアンダーソン本人が担当。撮影も共同で手掛けている。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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脚本家北里宇一郎こういう映画は、家族と友人と熱烈なファンを集めて見せればいいと思った。そう、閉ざされたプライベート・シネマなのだ。だけど、惹きつけられる。それは“死... もっと見る
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映画ライター中西愛子NYアートシーンで活躍し続ける音楽家ローリー・アンダーソン。愛犬と戯れる、そんな何気ない日常風景から、縦横無尽に広がる発想を映像にしたためたシネマ・エッセイ。前... もっと見る
「ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習」のストーリー
ニューヨークのアートシーンで70年代から活躍を続ける音楽家ローリー・アンダーソン。この作品は、彼女と夫のルー・リードが飼っていた愛犬ロラベルとの日々を通して“愛と死”、“アメリカの今”を綴ったシネマ的エッセイ。幼い日の記憶、他愛のないビデオ日記、母への複雑な感情、愛する人との別れや思い出の断片が、過去と現在、現実と空想を超えたコラージュのように、時にユーモラスに、時に抒情的に語られる。2012年に制作が始まった本作は、ルー・リードの闘病と死去で中断。その後、彼に捧げる長編映画として完成した。全編に渡る美しい映像とアンダーソン自身による朗読は、まるで様々な喪失を乗り越えるヒントを見つけるための“人生の練習帳”。私たちが生きる世界は複雑で息苦しくなっているかもしれない。それでも“物語る”ことで私たちは自由であり続ける。そんなメッセージが込められた、全ての生命への“共感”の讃歌。
「ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハート・オブ・ドッグ 犬が教えてくれた人生の練習」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年10月22日 |
上映時間 | 76分 |
配給 | テレビマンユニオン(配給協力:プレイタイム) |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://dog-piano.jp/ |
コピーライト | (C)2015 Canal Street Communications, Inc |
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