こころに剣士を
こころにけんしを THE FENCER
解説
ナチスとスターリンに引き裂かれた1950年初頭のエストニアを舞台に、伝説の元フェンシング選手と子供たちをめぐる実話を映画化。ソ連の秘密警察に追われ、小学校教師として田舎町に身を隠すエンデルは、課外授業で生徒たちにフェンシングを教え始めるが……。監督は「ヤコブへの手紙」のクラウス・ハロ。出演は、エストニア出身のマルト・アバンディ、『ケルトゥ/愛は盲目』のウルスラ・ラタセップ、「みかんの丘」のレンビット・ウルフサク。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「こころに剣士を」のストーリー
第二次世界大戦中はドイツに、末期からはソ連に占領されたエストニア。1950年初頭、二つの国に翻弄された人々は、鬱屈した生活を強いられていた。ソ連の秘密警察に追われる元フェンシング選手のエンデル(マルト・アバンディ)は、小学校の教師として田舎町ハープサルに身を隠す。そこでは生徒たちの多くが、ソ連の圧政によって親を奪われていた。やがてエンデルは課外授業として子供たちにフェンシングを教え始めるが、実はエンデルは子供が苦手だった。そんな彼を変えたのは、学ぶことの喜びにキラキラと輝く子供たちの瞳であった。なかでも幼い妹たちの面倒を見るマルタ(リーサ・コッペル)と、祖父(レンビット・ウルフサク)と二人暮らしのヤーン(ヨーナス・コッフ)は、エンデルを父のように慕うようになる。そんななか、レニングラードで開かれる全国大会に出たいと子供たちからせがまれたエンデルは、捕まることを恐れて躊躇うが、子供たちの夢を叶えようと参加を決意する……。
「こころに剣士を」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「こころに剣士を」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | フィンランド エストニア ドイツ |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年12月24日 |
上映時間 | 99分 |
配給 | 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://kokoronikenshi.jp/ |
コピーライト | (C) 2015 MAKING MOVIES/KICK FILM GmbH/ALLFILM |
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