解説
ハリウッド内幕話を一つの人間群像劇として描いた作品。監督・脚本はオフ・ブロードウェイの舞台監督で、「真実の瞬間」にも出演したバリー・プリマス、製作は主演のロバート・デ・ニーロ、共同脚本は「プリティ・ウーマン」のジョナサン・F・ロートン、撮影はスヴェン・キルステン、音楽はガルト・マクダーモットが担当。
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「ミストレス」のストーリー
映画監督で脚本家のマーヴィン・ランディスマン(ロバート・ウール)は手掛けていた映画の主演男優ウォレン(クリストファー・ウォーケン)が撮影中に飛び降り自殺をしてしまったため、ビデオ・プログラム専門のしがない演出家へと落ちぶれていた。映画プロデューサーのジャック・ロス(マーティン・ランドー)はマーヴィンの脚本『光と影』に興味をもち映画化の話をもちかける。ジャックは脚本の手直しを進めるが、マーヴィンは頑固に拒む。マーヴィンはスポンサー候補の一人ジョージ(イーライ・ウォラック)と会うが、愛人ペギー(チューズデー・ナイト)の出演を条件としてきた。2人目のスポンサー候補、カーマイン(ダニー・アイエロ)も恋人のパトリシア(ジーン・スマート)を、3人目のスポンサー候補、エヴァン・ライト(ロバート・デ・ニーロ)もまた恋人のビヴァリー(シェリル・リー・ラルフ)の出演を条件としてきた。マーヴィンは納得できなかったが、ジャックは3人のスポンサーとの契約をすすめた。契約の当日、スポンサーを招いてパーティを開くが、エヴァンの本妻レイチェル(ラウリー・メトカルフ)が、その場に現れ、パーティはめちゃくちゃ、契約は流れてしまう。映画製作は中止となるが、マーヴィンは映画監督の恋人は映画作りであることを改めて認識し、決意を新たにするのだった。
「ミストレス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ミストレス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1991 |
公開年月日 | 1992年5月16日 |
製作会社 | トライベッカ・プロ作品 |
配給 | アスキー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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