解説
70年代のタツノコプロのカンフーアクションアニメを実写映画化。警視庁と防衛省は、攻撃力や機動力を兼ね備えた特殊装甲スーツ“ポリマースーツ”を開発。スーツを唯一起動できる最強拳法・破裏拳の継承者で探偵の鎧武士は、その力で無敵のヒーローになる。監督は、「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」の坂本浩一。出演は、「珍遊記」の溝端淳平、「闇金ウシジマくん Part3」の山田裕貴、「ハッピーランディング」の原幹恵、「チア・ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の柳ゆり菜。
ユーザーレビュー
「破裏拳(はりけん)ポリマー」のストーリー
過激化し増え続ける組織犯罪に対抗するため、警視庁と防衛省は極秘裏に提携し、重火器の無効化、組織に対する単体での攻撃力、機動力を兼ね備えた特殊装甲スーツ“ポリマースーツ”を開発した。しかし当時の警視総監は、軍隊をも破壊できる絶大な力を手にすることを危険視し、開発の中止を命令、すでに完成していたポリマースーツはその力を封印された。数年後、新たに就任した警視総監(神保悟志)の指示で、ポリマースーツの開発が再開される。だが、テスト版ポリマースーツのうち3体が盗まれ、その強大な力を使った犯罪が多発する。悪用されるポリマースーツを取り戻すには、完全版である封印されたオリジナルの紅きポリマースーツを使うしかない。しかし、その封印を解き、最強のポリマースーツを起動させられるのは、世界でただ一人の人物の持つ特定の声によるダイアローグコードだけだった。刑事部長の土岐田(長谷川初範)は、最強拳法・破裏拳の唯一の継承者でありながら元ストリートファイターで、今は探偵をしている鎧武士(溝端淳平)に捜査の協力を求める。実は彼こそ、ポリマースーツを起動させることができる声の持ち主だった。武士は大の警察嫌いだったが、ポリマースーツの研究者・稗田玲(原幹恵)の魅力に惹かれ、協力を承諾する。相棒は心優しき新米刑事の来間譲一(山田裕貴)、助手は事務所の大家であり自称・探偵助手の南波テル(柳ゆり菜)だ。そんななか、事件が起こる。なぜ自分の声がダイアローグコードなのか分からないままポリマースーツを起動させる武士だったが、その力を目の当たりにする。ポリマースーツが破裏拳の破壊力を増大させ、無敵のヒーローになったのだ。捜査を進めるにつれ裏切りと過去の秘密が明らかになっていき、世界をも転覆させる巨大な陰謀が暴かれていく。そして、紅きポリマースーツに隠された謎とは……?
「破裏拳(はりけん)ポリマー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「破裏拳(はりけん)ポリマー」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | SF アクション ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年5月13日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | 「破裏拳ポリマー」製作委員会(KADOKAWA=フィールズ=タツノコプロ=コロムビアソングス=ダブルフィールド)(制作プロダクション:ダブルフィールド/制作協力:ザフール) |
配給 | KADOKAWA |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://polimar.jp/ |
コピーライト | (C)2017「破裏拳ポリマー」製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2017年5月下旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「破裏拳ポリマー」 REVIEW 日本映画&外国映画 「破裏拳ポリマー」 |