解説
噺家の柳家喬太郎とE-girlsの石井杏奈が父子を演じ、第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品されたヒューマンドラマ。大学進学のため広島から上京して一人暮らしをすることになった璃子は、シングルファーザーの肇と部屋を探しに歩く。監督・脚本・編集は、「あかぼし」の吉野竜平。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「スプリング、ハズ、カム」のストーリー
璃子(石井杏奈)は東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった。二月のある日、部屋を探すためシングルファーザーの肇(柳家喬太郎)と二人で東京を巡り、そこで出会う人々とのふれあいが二人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。璃子はぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、また、亡き母が愛した一人の男性として父を見直す。一方、肇は少女から大人の女性へと成長する娘との別れを覚悟するのだった。
「スプリング、ハズ、カム」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スプリング、ハズ、カム」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2017年2月18日 |
上映時間 | 102分 |
製作会社 | テトラカンパニー=メディア・トレーディング |
配給 | エレファントハウス |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://springhascome.xyz/ |
コピーライト | (C)「スプリング、ハズ、カム」製作委員会 |
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