オン・ザ・ミルキー・ロード
おんざみるきーろーど ON THE MILKY ROAD解説
世界三大映画祭を制したエミール・クストリッツァ9年ぶりの監督作。監督・脚本のほか主演も務め、ヒロインに「007 スペクター」のモニカ・ベルッチを迎えた。戦火の中、運命の出会いを果たしたミルク運びの男と絶世の美女が命懸けの逃避行を繰り広げる。2016年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
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「オン・ザ・ミルキー・ロード」のストーリー
隣国と戦争中のとある国で、コスタ(エミール・クストリッツァ)は右肩にハヤブサを乗せ、村から戦争に行った兵士たちにミルクを届けるため、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線を渡っている。国境を隔てただけの近所で続く戦争がいつ終わるのか、誰にも分からなかった。それでも村には呑気な暮らしがあり、おんぼろの時計に手を焼く母親と一緒に住んでいるミルク売りの娘ミレナは美しく活発で、村の男たちはミレナ目当てでこの家のミルクを注文する。そのミルクの配達係に雇われているのがコスタで、ミレナはコスタに想いを寄せていた。戦争が終わったら兵士である兄ジャガが帰ってきて、この家に花嫁として迎える女性と結婚する。その同じ日に自分もコスタと結婚するという計画をミレナは思い描く。しかしコスタはミレナの求愛に気のない素振りで話をそらすばかりだった。そんな折、家に花嫁(モニカ・ベルッチ)がやってくる。ローマからセルビア人の父を捜しに来て戦争に巻き込まれたという絶世の美女である彼女とコスタは、お互いに人生を一変させるほどの重い過去の影があり、初めて会った瞬間から惹かれ合うものを感じる。まもなく、敵国と休戦協定を結んだという報せが舞い込む。久々に訪れた平和に村人たちはどんちゃん騒ぎを繰り広げる。やがて戦争が終結し、ジャガが帰還する。コスタの気持ちはさて置き、ダブル結婚式の準備は着々と進む。しかし、過去に花嫁を愛した多国籍軍の英国将校が、彼女を連れ去ろうと特殊部隊を村に送り込む。残忍な兵士たちによって村は焼き払われ、村人たちはみんな死んでしまう。村に帰る途中で蛇に引き留められたコスタは運よく生き残り、花嫁を連れて決死の逃避行を開始する。二人きりとなった彼らの愛は燃え上がるが、追手から逃げ切り、幸せをつかむことはできるだろうか……。
「オン・ザ・ミルキー・ロード」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「オン・ザ・ミルキー・ロード」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス 戦争 ドラマ |
製作国 | セルビア イギリス アメリカ |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2017年9月15日 |
上映時間 | 125分 |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://onthemilkyroad.jp/ |
コピーライト | (C)2016 LOVE AND WAR LLC |
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