月と雷

つきとかみなり
上映日
2017年10月7日

製作国
日本

制作年
2017
上映時間
120分

レーティング
R-15
ジャンル
文芸 ドラマ

check解説

直木賞作家・角田光代の同名小説を「海を感じる時」の安藤尋が映画化。結婚を控えた泰子の前に、かつて半年間だけ一緒に暮らしたことがある父の愛人の息子・智が現れる。これをきっかけに、2人は一緒に母親や異父妹、智の母・直子の元を訪ね歩くが……。出演は「終戦のエンペラー」の初音映莉子、「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    ちょっと「ナラタージュ」の別バージョンのような。誰かに甘えられつつ、こっちにも甘えがあって、他人同士なのに主人公の男女、親たちの因果で兄妹以上、恋人未満というや... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター、退役映写技師
    千浦僚
    そういう場面があるなら、乳首を出して性交場面を演じるかそれに匹敵するものを表出するかをしない女優をいい女優だと思えないが、その点本作の初音映莉子はいい女優。レジ... もっと見る
  • 映画評論家
    松崎健夫
    地方の田園風景や日本家屋には〈抜け〉がある。だだっ広く、何もないことで構図的な奥行きが生まれ、映像からは“誰もいない”感じが引き出されて... もっと見る

「月と雷」のストーリー

“あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく”。結婚を控え、そう考えていた泰子(初音映莉子)の前に、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人・直子(草刈民代)の息子・智(高良健吾)が現れる。20年前、直子と智が転がり込んできたことで、泰子の家庭は壊れたはずだった。根無し草のまま大人になった智は、再び泰子の人生を無邪気にかき回し始める。“邪魔しないであたしの人生”。普通の幸せを願っていたはずの泰子は、智と共に自分の母親、異父妹、そして直子を訪ねることで、平板だった自分の人生がたちどころに変わっていくことに気付き始める……。

「月と雷」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「月と雷」のスペック

基本情報
ジャンル 文芸 ドラマ
製作国 日本
製作年 2017
公開年月日 2017年10月7日
上映時間 120分
製作会社 東映ビデオ=博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=エー・チーム=日本出版販売=パラダイス・カフェ(制作プロダクション:アグン・インク)
配給 スールキートス
レイティング R-15
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://tsukitokaminari.com/
コピーライト (C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017 「月と雷」製作委員会

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