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解説
2000年に韓国で起きた薬村五叉路タクシー運転手殺人事件を題材にした人間ドラマ。事件の第一発見者だった少年ヒョヌは、一転して容疑者として逮捕され、10年服役。賠償金を背負う彼に起死回生を狙う弁護士ジュニョンが近づき、事件の再審を持ちかける。監督は「残酷な出勤」のキム・テユン。職にあぶれた弁護士ジュニョンを「レッド・ファミリー」のチョンウが、事件を否認する元服役囚ヒョヌを「二十歳」のカン・ハヌルが演じる。特集企画『反逆の韓国ノワール2017』の一作。
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
面白い。難はアルかもしれないけど、最後まで一気に観させてくれる。
この手の韓国映画を観ていて思うのだけど、韓国の警察、検察、裁判官って本当にこうなの？
警察は証拠主義では無く、拷問による自白主体、検察官は出世のために事件をもみ消したり、捏造したり、裁判官は権威主義だし、弁護士も出世のために下層の人々を食いものにするし。それに輪をかけて、学閥の先輩後輩、上司部下、とにかく上にへつらい、下を見下す。
先日、テレビかラジオで韓国通の人が、日本では自分の会社の社長でも、得意先には「弊社の○○（社長名）が．．．」と言うけど、韓国では相手が得意先でも「弊社の○○社長様が．．．」と言うらしい。と話していました。こんな間違った儒教思想が根底にあるのかなあ。
「善惡の刃」のストーリー
度重なる敗訴で職にあぶれた弁護士ジュニョン（チョンウ）は、起死回生を図って話題性のある依頼人を探すうちに、タクシー運転手刺殺事件で有罪判決を受け10年服役したヒョヌ（カン・ハヌル）に目をつける。当時15歳の少年だったヒョヌは全北益山市にある薬村五叉路で起きた事件の第一発見者となるが、ナイフを隠し持っているのが見つかり、逮捕された。出所したヒョヌは被害者遺族に賠償金を支払うため多額の借金を背負っており、ジュニョンは彼に借金を無効にする方法として事件の再審を持ちかける。ヒョヌはその提案に乗り、ジュニョンに本当に人を殺していないと打ち明けるが……。
「善惡の刃」のスタッフ・キャスト
| スタッフ |
|---|
| キャスト | 役名 | |
|---|---|---|
「善惡の刃」のスペック
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | サスペンス・ミステリー ドラマ |
| 製作国 | 韓国 |
| 製作年 | 2017 |
| 公開年月日 | 2017年7月1日 |
| 上映時間 | 119分 |
| 配給 | 「反逆の韓国ノワール2017」上映委員会 |
| レイティング | |
| アスペクト比 | シネマ・スコープ（1：2.35） |
| カラー/サイズ | カラー／シネスコ |
| 音量 | ドルビーSRD |
| 公式サイト | http://albatros-film.com/movie/korea-noir2017/ |
| コピーライト | (C)2017 IDIO PLAN ALL RIGHTS RESERVED |
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