解説
柴崎友香による同名恋愛小説を原作に、「ハッピーアワー」の濱口竜介監督が東出昌大を主演に迎え映画化。カフェで働く朝子は、コーヒーを届けに行った先で出会った亮平に惹かれていく。だが彼は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだった。東出昌大が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦という一人二役に挑み、「ラブ×ドック」の唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。共演は「ミックス。」の瀬戸康史、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の山下リオ、「獣道」の伊藤沙莉、「勝手にふるえてろ」の渡辺大知。音楽を、プロデューサーやトラックメイカーとして活躍するtofubeatsが担当。脚本は、濱口竜介と「散歩する侵略者」の田中幸子。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
-
ミャーノフ大佐
まず、映画のタイトルが出るまでの、主役の朝子と麦の出会いから別れまでが不自然すぎて全然入ってこない。というか観ていて腹立たしかった。それと朝子役の唐田えりかが下手すぎてなんとかならないのか。この時点で最低の映画。
中盤、まあ、普通のドラマで展開していく。それにしても5年も同棲していて結婚していない、というのも不自然じゃない?もっとも朝子が昔の彼氏を待っていたのかもしれないけど。だったら同棲なんかしなければ良いし。
そしてラスト20~30分くらい。やっと映画になった。そしてラスト。この展開は良いねえ。
それにしても唐田えりかは下手くそ。何処がいいのか。きれいなわけでもないし。こんな女性と東出昌大は浮気したんだねえ。体の相性が良かったのかな。〔これは「浮雲」の脚本家水木洋子が主人公の腐れ縁について語った話の引用。)
監督が「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介だったのか。それでもあの冒頭と唐田えりかで点数が低くなった。
「寝ても覚めても」のストーリー
東京。カフェで働く朝子(唐田えり)は、コーヒーを届けに行った先で亮平(東出昌大)と出会い、真っ直ぐに想いを伝えてくれる亮平に戸惑いながらも惹かれていく。ふたりは次第に仲を深めていくが、朝子には亮平に告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦(ばく)(東出昌大)に顔がそっくりだったのだ……。
「寝ても覚めても」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「寝ても覚めても」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ラブロマンス ドラマ |
製作国 | 日本 フランス |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年9月1日 |
上映時間 | 119分 |
製作会社 | 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS(製作幹事:メ~テレ、ビターズ・エンド/制作プロダクション:C&Iエンタテインメント) |
配給 | ビターズ・エンド=エレファントハウス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.bitters.co.jp/netemosametemo |
コピーライト | (C)2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2019年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 |
2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 日本映画ベスト・テン 2018年 第92回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 読者選出日本映画ベスト・テン |
2018年11月上旬号 | 読者の映画評 「寝ても覚めても」太田一/「輝ける人生」大場康/「新橋探偵物語」田村重之 |
2018年9月下旬号 |
巻頭特集 「寝ても覚めても」 インタビュー 東出昌大 巻頭特集 「寝ても覚めても」 インタビュー 唐田えりか 巻頭特集 「寝ても覚めても」 インタビュー 濱口竜介[監督・脚本] 巻頭特集 「寝ても覚めても」 インタビュー 是安祐[助監督] 巻頭特集 「寝ても覚めても」 カンヌ国際映画祭レポート 巻頭特集 「寝ても覚めても」 作品論 巻頭特集 「寝ても覚めても」 作品論 REVIEW 日本映画&外国映画 「寝ても覚めても」 |
2018年9月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「寝ても覚めても」 |
キネマ旬報増刊 キネマ旬報NEXT Vol.20 山下智久「劇場版コード・ブルー」特集! | Shooting Reports 撮影現場ルポ 東出昌大 in 「寝ても覚めても」 |
2017年11月上旬特別号 | 「寝ても覚めても」撮影現場レポート |