解説
米国政府機関によるMMR(新三種混合)ワクチン研究の不正に迫るドキュメンタリー。生物学者のブライアン・フッカー博士は、米国疾病対策センター“CDC”の上級研究員から、MMRワクチンと自閉症との関連を示す研究に関する不正の内部告発を受ける。フッカー博士から協力を要請されたイギリス人の消化器専門博士アンドリュー・ウェイクフィールドが自ら監督を務め、不正の真相に迫った作品。◆映画『MMRワクチン告発』公開中止のお知らせhttp://unitedpeople.jp/vaxxed/japan
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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ライター石村加奈本作の監督を務めたのは、消化器専門博士のアンドリュー・ウェイクフィールド氏。いわく「私自身がメディアになり、伝える側になろうと決めました」。アメリカ疾病対策セン... もっと見る
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映像演出、映画評論荻野洋一混合ワクチンの予防接種が小児の自閉症の原因になっているという問題提起は看過すべきではないが、医療の門外漢たる筆者がそれ以上の知見をここで披露できるものでもない。... もっと見る
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脚本家北里宇一郎はしか、おたふく風邪、風疹の3種に効くというMMRワクチン。その注射を受けた(主に)乳幼児が次々と自閉症になって。家族が記録した子どもたちの事例が痛々しい。薬品... もっと見る
「MMRワクチン告発」のストーリー
2013年、生物学者のブライアン・フッカー博士は、米国疾病対策センター“CDC”の上級研究員ウィリアム・トンプソン博士から1本の電話を受ける。それは、CDCが2004年に行った新三種混合(MMR)ワクチンと自閉症との関連性を示す研究に関する、驚くべき内部告発だった。CDCがMMRワクチンと自閉症との間の因果関係を示す決定的なデータを隠ぺいし、報告書を仕上げたというのだ。トンプソン博士からCDCの同僚が破棄したという秘密資料を受け取ったフッカー博士は、数ヶ月の間、トンプソン博士との電話のやり取りを録音する。CDCの不正に迫るため、フッカー博士はイギリス人の消化器専門博士アンドリュー・ウェイクフィールドの協力を求める。ウェイクフィールド博士は、1998年に発表した論文で、MMRワクチンが自閉症を引き起こす可能性があると指摘。これにより、反ワクチン運動を始めたと誤解され、非難を受けていた人物だ。だが、子どもたちの健康を守るために活動を続けてきたウェイクフィールド博士は、米国人の健康を守るべき政府機関が行った隠ぺいの証拠を洗い出してゆく。さらに、数々の製薬関係者や医師、政治家、ワクチン接種により健康被害を受けた子供たちの親にインタビューを敢行。急速に増加する自閉症とMMRワクチンの因果関係の研究に関する不正を明らかにしていく。
「MMRワクチン告発」の写真
「MMRワクチン告発」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「MMRワクチン告発」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 0年0月0日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | 制作:DEL BIGTREE PRODUCTION=AUTISM MEDIA CHANNEL |
配給 | ユナイテッドピープル |
公式サイト | http://unitedpeople.jp/vaxxed/ |
コピーライト | (C)Vaxxed From Cover-up to Catastrophe (C) Andrew Debosz/Vaxxed From Cover-up to Catastrophe |
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