幻を見るひと 京都の吉増剛造
まぼろしをみるひときょうとのよしますごうぞう THE REALITY BEHIND WHAT WE SEE - THE POET, YOSHIMASU GOZO, IN KYOTO- 上映日
- 2018年11月24日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 107分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 文芸
解説
詩人・吉増剛造の創作風景に密着したドキュメンタリー。命の源である水は重要な題材となってきたが、東日本大震災の大津波の爪痕を直に見た吉増は言葉を失った。あるとき、京都には琵琶湖と同じ水量の地下水があると知ると、京都に新たな創作の活路を求める。監督は、「ハッピーメール」の井上春生。
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ユーザーレビュー
「幻を見るひと 京都の吉増剛造」のストーリー
詩人・吉増剛造は2011年の東日本大震災以降、詩が書けずにいた。人間にとって命の源でもある水は、詩人にとって重要な題材となってきたが、大津波の爪痕を直に見た彼は、すべてを剥ぎ取っていく水の衝撃に言葉を失った。吉増は詩を書く代わりに、哲人・吉本隆明の詩を米粒大の文字で写経のように毎日書き写し始める。本人が“怪物くん”と呼ぶ4年がかりで書かれた『詩の傍らで』は700枚近くに達する大作であり、歌人・与謝野晶子の肉声が響き渡り、サヌカイトが鳴り、アクション・ペインティングの創始者ジャクソン・ポロックのようにインクを紙面に叩きつける異様な光景が広がる。書くという原稿を逸脱して、一枚の紙に時間が堆積し、オブジェのような状態を呈する。それは長い時間の手習い書となり、新作への胎動となる。あるとき、京都には琵琶湖と同じ水量の地下水があると知った彼は、京都の水脈に新たな詩の創作の活路を求める。そこで吉増の前に、川端康成の幻影が現れる。京都に逗留し創作活動に励んだ川端康成の幻を見る才能に共振し、自らの詩作の糸口を手探りで見つけていく。ついに東洋の大精霊である水の神、龍に詩人の触角が触れ、吉増は水の運命の声を聴き、筆をとる。
「幻を見るひと 京都の吉増剛造」の写真
「幻を見るひと 京都の吉増剛造」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「幻を見るひと 京都の吉増剛造」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 文芸 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年11月24日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | 製作:「幻を見るひと」製作委員会 制作:HUGMACHINE |
配給 | HUGMACHINE |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://www.maboroshi-web.com/ |
コピーライト | (C) 2017「幻を見るひと」 |
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