解説
田舎の島を舞台に、日本発祥のスポーツ“ソフトテニス”(軟式テニス)に打ち込む女子中学生2人組の成長を描く青春ドラマ。主演は「紙の月」の平祐奈、「大人ドロップ」の大友花恋。ソフトテニス経験者の星田英利(『カーネーション』)、柳葉敏郎(「アゲイン 28年目の甲子園」)も脇を固める。監督は「遠くの空」の井上春生。
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「案山子とラケット 亜季と珠子の夏休み」のストーリー
東京から転校してきた小田切亜季(平祐奈)と、島で育った松丘珠子(大友花恋)は共に中学3年生。所属していたソフトテニス部で心に傷を負った亜季は、母と姉と一緒だった東京での生活から離れ、別居中の父・雅也(小市慢太郎)の元へやってきたのだ。そんな事情を知らない珠子は、亜季にソフトテニスを教えてほしいと持ちかける。珠子の熱意に押され、再びラケットを手にする亜季。しかし、村にテニスコートがなかったため、2人は廃校の荒れた校庭にコートを作ろうとする。その矢先、廃校を売りに出す計画が村役場で持ち上がった。その担当となった役場の青木(星田英利)は東京で挫折して戻ったUターン組。悶々と過ごす中、一生懸命にコートを作ろうとしている亜季と珠子の姿に打たれ、その噂を聞きつけた島の“仙人”こと八重婆(草村礼子)と共に、廃校の売却計画を阻止しようとする。そんなある日、練習会に参加した2人は、他の選手たちとの実力差に愕然。練習会に来ていた亜季の父の友人で、実業団のコーチを務める西園寺馨(柳葉敏郎)が、落ち込む2人にアドバイスを送る。やがて、村の人たちの協力も得て、コートが完成。コーチを買って出た青木との本格的な練習が始まる。周囲の大人たちに支えられ、初めての試合に臨んだ亜季と珠のペアは……。
「案山子とラケット 亜季と珠子の夏休み」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「案山子とラケット 亜季と珠子の夏休み」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年4月4日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | 「案山子とラケット」製作委員会(ベースボール・マガジン社=DNP大日本印刷) |
配給 | イオンエンターテイメント |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.kakarake.com/ |
コピーライト | (C)「案山子とラケット」製作委員会 |
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