アマンダと僕

あまんだとぼく AMANDA
上映日
2019年6月22日

製作国
フランス

制作年
2018
上映時間
107分

ジャンル
ドラマ

check解説

第31回東京国際映画祭で東京グランプリと最優秀脚本賞をダブル受賞したドラマ。突然の事故で姉を亡くした青年ダヴィッドは、身寄りのない姪アマンダの世話を引き受けることになる。消えない悲しみを抱えながらも、2人は次第に絆を芽生えさせてゆくが……。主演は本作でセザール賞主演男優賞候補となった注目の若手俳優ヴァンサン・ラコスト。アマンダ役のイゾール・ミュルトリエは、ミカエル・アース監督に見出され、本作でスクリーンデビュー。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 批評家、映像作家
    金子遊
    大人になってみると子どもって他者だ。何を考えているか全くわからない。それが女の子なら尚更だ。シングルマザーの姉が事件に巻きこまれ、24歳の青年が7歳の姪の父親代... もっと見る
  • 映画評論家
    きさらぎ尚
    テロ事件で母親を亡くし、突然一人ぼっちになった小学生の少女。不憫なシチュエイションは泣ける映画という惹句がぴったりだが、そんななウェットなドラマではない。テロ事... もっと見る
  • 映画系文筆業
    奈々村久生
    「サマーフィーリング」からの流れで観るのがベスト。ミカエル・アース監督の作家性やテーマがきれいにつながって作品の垣根を越えた連動が見られる。突然父親の役割を引き... もっと見る

「アマンダと僕」のストーリー

夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッド(ヴァンサン・ラコスト)は、美しい女性レナ(ステイシー・マーティン)と出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたある日、突然の悲劇でダヴィッドの姉が死亡。悲しみに暮れるダヴィッドは、独りぼっちになってしまった姉の娘アマンダ(イゾール・ミュルトリエ)の世話を引き受けることに……。親代わりとして接しようとするが、まだ若いダヴィッドには荷が重く、戸惑いを隠せない。アマンダも、母親を失ったことをなかなか受け入れられずにいた。互いに不器用で、その姿は見ていてもどかしく、しかし愛おしい。必死に逞しく生きようとするアマンダ。彼女と共に過ごすことで、次第に自分を取り戻していくダヴィッド。悲しみを抱えながらも、2人の間には少しずつ絆が芽生え始めるが……。

「アマンダと僕」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「アマンダと僕」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2018
公開年月日 2019年6月22日
上映時間 107分
配給 ビターズ・エンド
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://www.bitters.co.jp/amanda/
コピーライト (C) 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINEMA

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