おいしい家族

おいしいかぞく
上映日
2019年9月20日

製作国
日本

制作年
2019
上映時間
95分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

作家としても活躍するふくだももこが、自身の短編監督作「父の結婚」を原作に長編化。夫と別居中のキャリアウーマン、橙花は仕事もうまくいかず都会の生活に疲れ気味。母の三回忌を迎え、故郷の離島へ帰った橙花が見たのは、亡き母の服を着ている父の姿だった。出演は「君は月夜に光り輝く」の松本穂香、「九月の恋と出会うまで」の浜野謙太、「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」の板尾創路、「デイアンドナイト」の笠松将、「少女邂逅」のモトーラ世理奈。音楽は「マルサの女」「マルタイの女」などの伊丹十三監督作品を手がけた本多俊之。
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この作品のレビュー

ユーザーレビュー

  • Alfred

    そつなくこなして生きられない橙花は、
    母となり妻がいない世界に向き合う父や
    不器用に生きる素直な人達と暮らすうちに、
    ありのままの自分を受け入れようと誰かを励ます自分に気づき、
    家族のつながりを知る。
    自分と向き合う素直な一歩を踏み出したようだ。

    ~心に響いた場面~
    結婚式を控え、美容部員である橙花は父に花嫁の化粧をする。
    橙花は言いたくて言えずにいた言葉「私、結婚だめだったの…」と父の横顔をのぞき込みながら告白する。
    「生きていればそれでいい」と妻を亡くした父は妻の形見のワンピースを着る娘に、鏡台ごしに答えた。

  • EIGA FAN

「おいしい家族」のストーリー

東京・銀座で働くキャリアウーマンの橙花(松本穂香)は、夫と別居中。最近は仕事もうまくいかず都会の生活に疲れ気味だ。そんななか、母の三回忌を迎え、橙花は船にゆられて故郷の離島へと向かう。ところが、実家に帰ると父・青治(板尾創路)が亡き妻の服を着て食事を作って待っていた。唖然とする橙花に追い打ちをかけるように、見知らぬ男女が現れる。「みんなで家族になろうと思う」と父に紹介されたのは、お調子者の中年男・和生(浜野謙太)と生意気な女子高生・ダリア(モトーラ世理奈)だった。突然の父の報告に動揺する橙花。そこへ、そんなことは一切気にも留めない様子の弟・翠(笠松将)が加わり、みんなで食卓を囲む羽目に。おおらかな島の住人たちと暮らし始めた橙花は、次第に自分が考える常識から解き放たれ、自分らしく生きることの大切さに気付いていく……。

「おいしい家族」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「おいしい家族」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年9月20日
上映時間 95分
製作会社 日活=ハピネット (企画:日活/制作プロダクション:ファインエンターテイメント)
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://oishii-movie.jp/
コピーライト (C)2019「おいしい家族」製作委員会

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