解説
第2次大戦末期のイギリスを舞台に、ヤンクス(アメ公)と呼ばれるアメリカ兵とイギリス女性の愛を通して、異なった文化と歴史を越えた人間の真の触れ合いを描く。製作はジョセフ・ジャンニとレスター・パースキー、監督は「マラソンマン」のジョン・シュレシンジャー。コリン・ウェランドの原案を基にコリン・ウェランドとウォルター・バーンシュタインが脚色。撮影はディック・ブッシュ、音楽はリチャード・ロドニー・べネット、編集はジム・クラーク、製作デザインはブライアン・モリスが各々担当。出演はリチャード・ギア、リサ・アイクホーン、バネッサ・レッドグレーブ、ウィリアム・デベイン、チック・ベネラ、ウェンディ・モーガン、レイチェル・ロバーツ、トニー・メロディ、マーティン・スミスなど。
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「ヤンクス」のストーリー
第二次大戦末期の北部ヨークシャー州ステーリーブリッジ。この町にも他の町同様にヨーロッパ解放に備えて多くの米軍が進駐していた。一般の市民は、このGIをアメ公と呼び平穏な家庭を荒らすあまり嬉しくない存在として扱つていた゜しかし文化と歴史が異なるアメリカ人とイギリス人も、男女の愛情となると事情は違った。夫を戦場に送り出した平凡な主婦ヘレン(ヴァネッサ・レッドグレーブ)はアメリカに妻子のいる将校ジョン(ウィリアム・デベイン)と愛しあい互いの孤独な感情を分かち合っていた。一方、陽気なバス車掌のモリー(ウェンディ・モーガン)はGIたちのアイドル的存在で、炊事兵ダニー(チック・ベネラ)とは将来を約束する仲でやがて妊娠する。そして雑貨屋を営むモアントン夫妻(トニー・メロディ)(レイチェル・ロバーツ)の一人娘ジーン(リサ・アイクホーン)は、アリゾナ出身の炊事兵マット(リチャード・ギア)と出会い、2人は激しく燃える。ジーンには婚約者がいたが、やがてその婚約者は戦死し、母親も病気で死ぬ。そして、米軍がヨーロッパ解放で町を去る日がやってきた。駅には必死にマットを捜すジーンの姿があった。
「ヤンクス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ヤンクス」のスペック
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