解説
「四月の永い夢」の中川龍太郎監督が「おいしい家族」の松本穂香を主演に迎え、居場所を探す若い女性の姿を描く人間ドラマ。亡父の親友を頼り上京した澪は、居候先の銭湯を手伝い次第に商店街の人々と親しんでいくが、銭湯はじきに閉店することになっていた。20歳で上京した澪を松本穂香が、銭湯の店主・京介を名バイプレーヤーの光石研が、早くに他界した親に代わり澪を育ててきた祖母・久仁子を大河ドラマ『国盗り物語』の樫山文枝が演じる。
「わたしは光をにぎっている」のストーリー
宮川澪は早くに両親を亡くし、祖母・久仁子が親代わりとなり彼女の元で育った。久仁子と二人で長野県の湖畔にある民宿を切り盛りしていたが、久仁子が入院。民宿を閉めざるをえなくなり、それを機に澪は父の親友・京介を頼り上京し、京介が経営する銭湯に身を寄せる。都会の空気に馴染めずにいたが、目の前のできることからひとつずつ、という久仁子の言葉に押され、居候先の銭湯を手伝うように。やがて昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、澪は都会暮らしの中に喜びを見出していく。しかし区画整理によりじきに銭湯を畳まなければならず、それを知った澪は戸惑いながらもある決意をする。
「わたしは光をにぎっている」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「わたしは光をにぎっている」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年11月15日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | WIT STUDIO(制作:Tokyo New Cinema) |
配給 | ファントム・フィルム |
公式サイト | http://phantom-film.com/watashi_hikari/ |
コピーライト | (C)2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2020年6月上旬号 | MOVIE at HOME ●DVD COLLECTION 「わたしは光をにぎっている」 インタビュー 中川龍太郎[監督・脚本] |
2019年12月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「わたしは光をにぎっている」 |
2019年11月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「わたしは光をにぎっている」 |