もち

もち
上映日
2020年7月4日

製作国
日本

制作年
2019
上映時間
61分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

800年前の景観と近い姿で守られてきた岩手県一関市を舞台に、出演者は全員住民で制作したドラマ。おばあちゃんの葬式で、臼と杵の昔ながらの方法で餅をつくと言い張るおじいちゃん。14歳のユナは、そんなおじいちゃんの心の機微を感じ、そっと寄り添う。監督は、「たまたま」の小松真弓。広島国際映画祭2019招待作品。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • フリーライター
    須永貴子
    ドキュメンタリーともモキュメンタリーともフィクションのドラマとも違う本作は、一関の自然、生活、文化に密接なドラマを、ここに暮らす人々が演技をして、形にしたという... もっと見る
  • 脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授
    山田耕大
    ドキュメンタリーのような作りだが、最初からそうではないとわかる。かつて震災に見舞われた岩手県一関が舞台だが、これは震災を描いたものではない。そのずっとずっと前か... もっと見る
  • 映画評論家
    吉田広明
    祖母も、自分の中学も、友達も、好きな先輩もいなくなってしまう中、伝統芸能の神楽を練習し、祖父の祖母供養の餅つきを手伝う経験を通し、忘れないためにはどうすれば、と... もっと見る

「もち」のストーリー

14歳のユナ(佐藤由奈)は、奇跡的に800年前の景観とほぼ近い姿で守られてきた岩手県一関市に住んでいる。おばあちゃんの葬式で、おじいちゃん(蓬田稔)はどうしても臼と杵を使った昔ながらの方法で餅をつきたいと言い張る。家族は、そんな面倒なことをしなくても、餅つき機で同じように美味しいものができると説得するが、おじいちゃんは頑なに餅をつくと言う。敏感におじいちゃんの心の機微を感じたユナは、おじいちゃんにそっと寄り添う。生徒の減少から中学校の閉校が決まり、最後の一年を終えると学校もなくなることに……。

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キャスト役名

「もち」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2020年7月4日
上映時間 61分
製作会社 マガジンハウス=TABITOFILMS
配給 フィルムランド
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 5.1ch
公式サイト http://mochi-movie.com/
コピーライト (C)TABITOFILMS・マガジンハウス

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