解説
カトリーヌ・ドヌーヴと実の娘キアラ・マストロヤンニが母娘役で共演した人間ドラマ。今日が自分の最期の日だと直感したクレールは、肖像画など長年かけ蒐集したアンティークを処分しようとする。この行動を聞きつけた娘マリーが20年ぶりに帰ってくるが……。監督は、「バベルの学校」のジュリー・ベルトゥチェリ。ティファニーやバカラなどの高級アンティークが登場。主人公と半生を共にしてきたコレクションの処分を通し、その波乱万丈な人生と思いを浮かび上がらせる。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「アンティークの祝祭」のストーリー
このところ意識や記憶がおぼろげになることが増えてきたクレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、夏のある朝、今日が自分の最期の日であることを確信。からくり人形、仕掛け時計、肖像画、大きな家財から小さな雑貨まで、長年蒐集してきた数々のコレクションをガレージセールに出し処分することにする。見事な品々が破格の値段で出され、庭先はすぐに客や見物人で大賑わいに。家の中を彩り続け、クレールの人生と共にあったアンティークの品々は、彼女の生き様の断片であり、様々な記憶を鮮明に蘇らせるものでもあった。クレールのこの行動は疎遠になっていた娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)の耳にも届き、マリーは20年ぶりに母の元へ帰るが……。
「アンティークの祝祭」の映像
「アンティークの祝祭」の写真
「アンティークの祝祭」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アンティークの祝祭」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2020年6月5日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | Les Films du Poisson=France 2 Cinema=Uccelli Production=Pictanovo |
配給 | キノフィルムズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://clairedarling.jp/ |
コピーライト | (C)Les Films du Poisson - France 2 Cinema - Uccelli Production – Pictanovo |
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