はちどり(2018)
はちどり HOUSE OF HUMMINGBIRD- 上映日
- 2020年6月20日
- 製作国
- 韓国 アメリカ
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 138分
- レーティング
- PG-12
- ジャンル
- ドラマ
解説
第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門グランプリを獲得した人間ドラマ。14歳のウニは学校に馴染めずにいるが、両親には子供たちの心と向き合う余裕がない。孤独な思いを抱える彼女の前に、初めて自分の人生を気にかけてくれる大人が現れ……。キム・ボラ監督は初長編作品である本作に自身の少女時代の体験を投影させ、1990年代のソウルを舞台に思春期の少女の揺れる思いと家族との関わりを描いた。「アジアシネマ的感性」2024年8/23~9/5シモキタエキマエシネマK2にて上映
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「はちどり(2018)」のストーリー
1994年、空前の経済成長を遂げる韓国のソウル。両親、姉、兄と共に集合団地に暮らす14歳のウニは、学校に馴染めず、違う学校に通う親友と遊んだり、男子学生や後輩の女子とデートをしたりして過ごしていた。小さな餅屋を切り盛りする両親には子供たちと向き合う余裕はなく、父は長男である兄に期待。しかしその兄は親の目を盗みウニに暴力を振るっていた。そんな中、ウニが通っている漢文塾に、どこか不思議な雰囲気を漂わせる女性教師ヨンジがやってくる。ウニは自分の話に耳を傾けてくれるヨンジに心を開いくように。入院したウニの見舞いに訪れたヨンジは、誰かに殴られたら黙っていてはいけないと静かに励ました。ある朝、ソンス大橋が崩落。いつも姉が乗るバスが橋を通過する時間帯での出来事だった。まもなく、ヨンジから一通の手紙と小包がウニの元に届き……。
「はちどり(2018)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「はちどり(2018)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 韓国 アメリカ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2020年6月20日 |
上映時間 | 138分 |
製作会社 | Epiphany Films |
配給 | アニモプロデュース(提供:アニモプロデュース=朝日新聞社) |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://animoproduce.co.jp/hachidori/ |
コピーライト | (C) 2018 EPIPHANY FILMS. All Rights Reserved. |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2022年2月上旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「アウトサイダー」 UPCOMING 新作紹介 「ダムネーション/天罰」 UPCOMING 新作紹介 「ファミリー・ネスト」 読者の映画評 「パワー・オブ・ザ・ドッグ」浅間雅彦/「はちどり」UCOCO./「ボクたちはみんな大人になれなかった」吉田伴内 |
2021年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 |
戯画日誌 第140回 毎年恒例!? 勝手にアニメ映画ベスト・テン! 2020年 第94回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 読者選出外国映画ベスト・テン 2020年 第94回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞 外国映画ベスト・テン |
2020年9月下旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」 読者の映画評 「はちどり」佐藤伸至/「アルプススタンドのはしの方」小宮山碧/「17歳のウィーン フロイト教授 人生のレッスン」 |
2020年8月下旬号 |
戦後75年特別企画 現代(いま)につなげる戦争の映画 「清作の妻」 読者の映画評 「千と千尋の神隠し」菅原道子/「アングスト/不安」加藤圭子/「はちどり」星野市子 |
2020年5月上・下旬合併号 |
UPCOMING 新作紹介 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」 広い 深い 厚い アジア映画が尽きない 【韓国映画―女性監督の新時代】 「はちどり」キム・ボラ[監督]インタビュー UPCOMING 新作紹介 「はちどり」 REVIEW 日本映画&外国映画 「はちどり」 |