クシナ

くしな
上映日
2020年7月24日

製作国
日本

制作年
2018
上映時間
83分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

映画やCMの現場でキャリアを積んできた速水萌巴の長編デビュー作。山奥に人知れず存在する女だけの村。ここでは、村長の鬼熊が1人で山を下りて買い物をすることで、女たちを守っていた。そこへ、人類学者の風野蒼子が現れたことから、波紋が巻き起こる。出演は本作が映画初出演となる郁美カデール、「あぶない刑事」の小野みゆき。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    川口敦子
    一足先に海外で注目された監督、そのインタビューに画家フレデリック・レイトンのタブローに触発されたとあって、体を丸めた少女のアンニュイな官能性をはじめとする視覚面... もっと見る
  • 編集者、ライター
    佐野亨
    中川龍太郎監督の作品で美術・衣裳スタッフを務めていたという速水監督。隅々まで目配りの行き届いた画面づくり、村松良の美しい撮影も手伝って見応えがある。女性共同体、... もっと見る
  • 詩人、映画監督
    福間健二
    今日、集団が山奥に人知れず存在できるのか。興味を抱いたが、社会との連絡、さほど人知れずというものじゃないとわかる。小野みゆきの演じる長は、姿のくどさに比して平凡... もっと見る

「クシナ」のストーリー

深い山奥に人知れず存在する"男子禁制"女だけの村。ここでは、村長の鬼熊<オニクマ>(小野みゆき)だけが山を下りて収穫した大麻を売り、村の女たちが必要とする品々を買って来ることで、28歳の娘・鹿宮<カグウ>(廣田朋菜)とその娘で14歳の奇稲<クシナ>(郁美カデール)ら女たちを守っていた。一方、人類学者の風野蒼子(稲本弥生)とその後輩・原田恵太(小沼傑)は、閉鎖的なコミュニティには、そこに根付いた強さや信仰があり、そこで暮らす人々を記録することで、人間の美しさを証明したいと考えていた。何度も山を探索し続けた2人はある日、ついに鬼熊たちの村を探し当てる。下山するための食糧の準備が整うまでという条件で、彼らの滞在を許す鬼熊。これをきっかけに、それぞれが決断を迫られていく……。

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「クシナ」の写真

「クシナ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「クシナ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2020年7月24日
上映時間 83分
配給 アルミード
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 ステレオ
公式サイト https://kushinawhatwillyoube.com/
コピーライト (C) ATELIER KUSHINA 2018

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