ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶
どきゅめんたりーおきなわせんしられざるかなしみのきおく- 上映日
- 2020年7月25日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2019
- 上映時間
- 105分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 戦争
解説
太平洋戦争末期、日本で唯一の地上戦となった沖縄。当時の体験者や専門家の証言、米軍が撮影した記録フィルムなどから、その実態を明らかにするドキュメンタリー。20万656人もの戦死者を出し、県民の3人に1人が死亡したとも言われる戦闘の真実とは。ナレーションを務めるのは、「ダンスウィズミー」の宝田明、「一粒の麦 荻野吟子の生涯」の斉藤とも子。監督は「朝日のあたる家」の太田隆文。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
フリーライター須永貴子「ハクソー・リッジ」の前田高地以外にも、数多ある太平洋戦争中の沖縄に描かれた地獄絵図を捕捉していく。試みも、メッセージも、資料としても意義深く、見るべき作品であ... もっと見る
-
脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授山田耕大沖縄戦の悲惨、残虐はアウシュヴィッツに匹敵すると思われる。島崎藤村が校閲した『戦陣訓』、その「生きて虜囚の辱めを受けず」のせいで、どれだけの人々が集団自決で死ん... もっと見る
-
映画評論家吉田広明これもまた国家「棄民」のあり様を描く。本土決戦への時間稼ぎ、捨て石に過ぎない沖縄。民間人男性をすべて徴兵、女子供には皇民化教育で「日本人」アイデンティティを内面... もっと見る
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」のストーリー
太平洋戦争末期、日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人は知ることなく、75年の年月が経とうとしている。本土に疎開する子どもたちを乗せた船がアメリカの潜水艦によって撃沈され、1482人が死亡した対馬丸の悲劇。嘉数高地の戦いでは、多くの日本兵やアメリカ兵が戦死。陸軍司令部のあった首里城の攻防。さらには渡嘉敷島で起こった集団強制死。そして、摩文仁の丘での牛島司令官の自決。だが、戦闘はそこで終わらなかった……。戦死者20万656人。県民だけを計算すると、当時の人口の3人に1人が死亡したことになる。その戦闘はどのようにして始まったのか? その中で住民が見つめたものとは?沖縄戦体験者12人の証言と専門家8人による解説、米軍が撮影した記録映像を駆使して、その全貌を解き明かす。
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」の映像
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」の写真
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 戦争 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2020年7月25日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | 浄土真宗本願寺派(西本願寺)(制作:青空映画舎) |
配給 | 渋谷プロダクション |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
音量 | ステレオ |
公式サイト | http://okinawasen.com/ |
コピーライト | (C)浄土真宗本願寺派(西本願寺) 青空映画舎 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2020年8月上旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」 REVIEW 日本映画&外国映画 「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」 |